くらしのスタイル, 自然な手当て

ウイルス研究者もすすめる手の洗い方:ナチュラル手洗い

ウイルス研究者もすすめる手の洗い方:ナチュラル手洗い

外出後と食べるまえには手を洗う、ということを以前よりも徹底しています。

すると、うちのなかで変化が現れました。

春なのに、季節がわりの風邪をひくひとが、今年はひとりもいなかったんですね。

季節の風邪はからだの掃除のひとつ、と思っていたけれど、いつもより気をつけて手を洗うだけで、簡単に変わるのなら……。

そのからだのお掃除は、大して必要なかったのかもしれません……。

この記事では、手を洗うのが大切なのはわかったけれど、実際どのくらい洗えばいいのか、について、まとめてみました。

どこまで丁寧に手洗いする必要があるのか

行政から発信されるような手洗いは、なかなかハードルの高いものです。

下の、手洗いソングに出てくるような手洗いですね。

手洗いソングで手を洗う♪定番からジャニーズまで

でも、家族が基本健康で、新型コロナ感染症で致死率が高いとみられる層でない場合、そこまで石けんで、ごしごし洗わなければならないものかしら……?

Covid-19に関する情報と、ナチュラルクリーニング、ナチュラルランドリーを調べる過程で増えた知識を照らし合わせて、この手洗いは過剰なのではないかとずっと気になっていました。

 

京都大学のウイルス研究者・宮沢孝幸先生による、手洗いのしかた

新型コロナ感染症を防ぐための手洗いについて、京都大学ウイルス再生医科学研究所の宮沢孝幸先生による、はっきりした発信がありました。

「石けんで洗えばもちろんなくなるけれども、あそこまで厳密にやる必要はないと思っている」、流水で15秒洗うくらいで、感染を防ぐことはできるのではないかと。

以下、「未来授業」の文字起こしです。

ほんの一部ですし、オリジナルの音源も7分くらいですので、オリジナルをお聴きになることをおすすめします。

政府広報とは違うわたしの意見なんですけども、あそこまで厳密にやる必要はないと思っています。つばから飛んできたもののなかにウイルスが100万個入っていたとして、それが目とか鼻にはいってきたら感染します。それが、1万個とか1000個くらいまでになったらたぶん感染しません。感染するにはウイルスがたくさん必要なんですよ。1個のウイルスが粘膜にひっついたところで感染は成立しないんです。あの洗い方というのは100万個を完璧にゼロにする洗い方なんですね。自分がかからないという目的であれば、あそこまで厳密にする必要はないと思います。おそらく15秒も水で洗えば、1000分の1くらいになると思います。
(中略)
このウイルスはすごい微量で感染するウイルスではないので。100分の1にでもすれば、ほとんど感染するリスクはないです。コロナウイルスの性質を考えるとそんなもんだろうと。

宮沢孝幸さん 第2回
未来授業 Vol.1825 
「ウイルスを100分の1にへらす」
https://www.tfm.co.jp/future/detail/26034/

洗ったあとさらにタオルでふきとるわけですから、手に残る量はさらに減るだろうと予想されている文脈でした。

そして、ふきとられ、タオルについたはずのウイルスの量も、感染が成立するような量ではないはずだと。

タオルについたウイルスも、1日くらい置いておくと、ほぼ死んでしまうくらい、壊れやすいそうです。

 

流水で15秒の手洗い

上の宮沢先生のおっしゃることの数字の根拠は、下の厚労省の資料にあるものと同じです。

手洗いソングの記事の、最後に紹介したものです。

手を洗わない場合に100万個、流水で15秒手を洗うと1万個(約1%=100分の1)、というのが、厚労省の資料によって、はっきり明示されています。

今推奨されている手洗いは、ノロなど、微量でも感染するウイルスと同じくらいの対策になっています。

新型コロナ感染症については、流水で手を洗ったあとに残るウイルス残存数1万個では感染しないだろうと、専門家が想定しているわけですし、まずは、宮沢先生がいうように、一生懸命洗うよりこまめに洗う。

その15秒の流水洗いを励行すれば、よいのではないでしょうか。

一言加えておくと、手洗いに完璧を期したい場合には、石けんを全体につけてから9秒くらいおいて洗えばよい、とおっしゃってました。

歌をうたいながら

もし、丁寧すぎる石けん洗いが生活のハードルを生んでいるなら、いつもいつも完璧に洗い落とす必要はないと思います。

洗いすぎは、皮膚にダメージを与えますし、環境負荷も高いです。

消毒しすぎ、除菌しすぎにより、深刻なアレルギーも増えるかもしれません。

うちでは、子どもに手を洗わせるときは、「ハッピーバースデートゥーユー」の歌を2回歌うあいだ流水で洗って、と伝えています。

好きなキャラクターの名前で歌わせてみると、ずいぶん手洗いを楽しむようになりました。

「ハッピーバースデートゥーユー」を1回通して歌うと15秒くらい。

子どもは洗い方が雑なのを見越して、倍洗えば、子どもの洗い方でもじゅうぶん洗い流せるだろう、という、歯医者の成田先生から講座の機会などに、一般の感染症対策として教えていただいた洗い方をさせています。

そうしているうちに、習慣化しましたね。

なるほどー!と思いました。

大人は、「ハッピーバースデートゥーユー」を1回通して歌うくらいの長さを基準にしています。

歯医者さんのお仕事は、患者さんの口腔と日常的に接してますから、感染症対策も日常でらっしゃるんですね。

手の洗い方だけでなく、講座で教えていただく呼吸の話などもすべて、いま自分たちの生活で、対策として役立っています。

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター。一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。37歳、40歳、44歳で3人の子を出産した高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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