第1大根湯
第1大根湯は、鉄板です。
昨日書いた、「病人食」のくずリンゴは
お食事なので作り方は適当でいいですが(いいのか?)、
熱を下げるための大根湯は、
本当に効くので、
きちんと書物に習ったほうがいいです。
分量を、引用しますね。
専門的な話をすると、第1大根湯は、
陽性の熱(夜の2時にピークになる熱。赤い熱)に向いていて、
陰性の熱(昼の2時にピーク。青い熱)の場合は、飲まないこと。
上のレシピは、子どもの場合、体重比で量を減らします。
写真と分量は、以下の本から引用しました。
この本は写真が多くて、索引がしっかりしていて、ものすごく実用的です。
1冊あれば、マクロビオティック系のお手当てで迷うことは
なくなると思います。
心からおすすめします。
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同様の趣旨で、今風のデザインなのが、下のもの。
著者というか編集というか、が、同じ布陣なので、
良いと思います。
でも、上の本の方が、個人的には、オトク感が強いです 😉 。
梅醤番茶
あと、子どもが飲むようなら、梅醤番茶は
わりと気軽にあげてもいいと思います。
分量
潰した梅干し 中1個分
醤油 小さじ1と1/2〜2
生姜の絞り汁2、3滴
三年番茶150〜200cc
この材料を、混ぜていけばいいのですが、
きちんとした作り方は、同じく、上の本で。
子どもの症状はややこしくないことがほとんどですし
梅干しをつき崩すのも、三年番茶を沸かすのも、
小さな子どもが病気の時には割とハードル高いです。
だから、下のような市販品を
お湯にといてあげるのでも、いいと思いますー。
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豆腐パスター
そして、食べ物だけど口にしない編。
豆腐で冷却用湿布を作るんです。
額用なら、ちゃんと水きりすれば、
木綿豆腐をペタッでもいいのですけど、
使いたいと思ってから、
豆腐の水をきってられるような時間は、
はっきり言って、だいたいありません。
だから、後頭部用の生姜(と小麦粉)を混ぜたバージョンを
アレンジしています。
上でお勧めした本に、きちんとした作り方が
書いてあるのですけど、私はもっと大雑把です。
1 豆腐を水きりもせずにお皿で潰す。
2 さといも粉を混ぜる
3 キッチンペーパーとかガーゼとか、手近なもので包む
4 子どもの額に貼る
本当は水をきったり、
生姜をすりおろして混ぜたりするんですけどね。
水きる手間を惜しむ、時短手当てでございます。
自慢できない……(笑)
実は、このさといも粉が優秀で。
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「保水作用のあるサンゴカルシウム粉末」とかいうのが入っていて
それのおかげか、この粉をちょっと加えるだけで、
豆腐を水きりしなくてもOKなんですよ。
また、さといも粉には最初から生姜も入ってるので、
生姜をすって豆腐と混ぜる、といった
ひとてまがいらないんですね。
きちんと生生姜を使ったほうが、効き目は強いように思いますが、
もともと子どもには豆腐パスターは強すぎるので、
青菜の枕や里芋パスターが薦められたりするから、
里芋パスターの素を、最初から混ぜちゃっていいと
私は思ってます。個人的に。
保水力が強いおかげか、
ティッシュで包むだけでもなんとかなったりしますー!
熱出してる子どもはそばを離れると嫌がるので、
むっちゃ急いでべちゃべちゃのやつ作るより、
簡単だし扱いやすいですよ。
で、実際熱は下がるので、冷却用シート使うよりいいと思う。
市販のシートは、病気の子どもに使いたくないようなものも
含んでるから。
マクロビオティックをきちんとしている方、
お怒りにならないでくださいね^^。
私の “ちょうどいい” は、楽ちん手間なし、の追求なんです。
☆ 望月 索 ☆
一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事
らくなちゅらるライフプランナー
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この記事の、続きはこちらです。
発熱の意味と、病院に連れていくタイミングについて
書いています。