自然な手当て

子どものお熱の手当ての基本

子どものお熱の手当ての基本

大人の熱も、もちろん同じやり方で下がりますが
大人、というか自分の熱に関しては、
もう効率が良くなりすぎていて、
あえて書く必要もないので
それでも三人三様の試行錯誤のある、子どもに照準します。

子どもの熱を下げるお手当てはたくさんある

熱を下げるには、ほんと~にいろんなやり方があります。

そういう意味では、熱を下げるために
薬を飲むのは不思議でしょうがありません。
いろんなやり方のうち、どれかで下がるに違いないと思えば、
無理に病院連れて行くより、おうちでお手当てした方が
子どもも親も、体も心もなんぼか楽なのでは、と思います。

基本的な考え方を言うと、
余計なものがあまり入っていない子どもは
ちゃんと治る力を持っています。

なので、きちんと休ませてあげることが、一番の方法です。
でも親としては、熱を出してる子どもをそのまま放置しておくのは
やはり心配なんですよね。

何かをしてあげたい親心。
経過を楽にしてあげたい気持ちで、
子どもの治癒を助けるお手当てが成り立ちます。

で、たいていの場合、何もしないよりは
何かお手当てした方が、早く、楽に経過するというわけです。

(1)睡眠・休息を取らせる

あまりにも基本ですが。
ゆっくり休ませてあげましょうね。

病院に行くのを優先するあまり、眠りたがる、
動きたがらない子どもの、
睡眠を妨げていませんか?

熱を測るのもそう。
起こしてまで熱を測っていませんか?

安らかに眠っているようなら
眠らせてあげてください。

その分不安なら、お手当てして、
経過を見てあげればいいわけですから。

(2)安眠できる環境を整える

あと意外と、本当に眠りやすい環境って整えてないかもしれないです。
今まさに、3番目の発熱のお手当てをしている
私が直面している問題ですが、
汗をかいたほうが早く治る、と思って、
お部屋の空調、やや暑めに設定していたところ、
それで眠れないようだと本末転倒だと気付きました。

お手当ての先生に指摘されて気づきました。
3番目、私と同じで、暑いのが苦手なのかもしれないです。

ちょっと涼しくしてあげると、すやすや寝ています。
そのほうがいいですね。

夜だったら、部屋はまっくらにしてあげてくださいね。
待機電力を示す明かりもマスキングするなりなんなりして
できるだけ暗くしてあげてください。

子どもの場合、熱があっても元気なことも多いですけど
眠る時には、深く眠れるようにしてあげてください。
眠る前に、1〜2時間は、テレビを見せないように。
スマホやコンピュータの画面もダメですよ。

それは、普段の生活でも、そのほうがいいんですけど。

(3)消化で負担をかけない

あと、熱がある時には、無理して食べないほうがいいです。
これはいろんなところで言われています。

消化に力を使うよりは、いっそプチ断食でも。
もちろん水分はきちんととって、その上でね!

まぁ私は、プチ断食に関しては、あまり徹底できていない、
きょうだいが食べているのを見て欲しがるなら、で、
あげてしまうのですが^^
体力つけるために食べなさい!は、基本、やりません。

おすすめ病児食

おっぱいの子は、おっぱいをあげていればいいと思います。

むしろ、消化もいい、それだけでいい。

母乳には、その環境に必要な免疫物質も含まれます。

母子ともに感染したら、母体が作る免疫物質は当然おっぱいから子どもに渡っていきます。

子どものみが感染した場合でも、子どもが感染した菌の情報を、母体は授乳時に、子どもの唾液を通じてキャッチします。
そして子どもが必要な免疫物質を作り、母乳を通して供給する仕組みがあるんですね。

そんなおっぱいを、与えない理由はありません。

プラス水分は、欲しがったらもちろんあげて。

その水分に、いろいろ仕込むことでも治りが早くなります。
その辺りは、また改めて書きます。
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離乳食が始まっている、離乳している子がおなかがすいたら、できるだけ消化のいいもの。

リンゴのストレートジュースをくずで固まらせたようなものを
あげてみてください。

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りんごストレートジュースを火にかける前にくずをいれて、
その状態で溶かして
(多少溶け残ったのはゆるゆる加熱する間に溶かしつつ)、
火にかけながら混ぜます。
完全に溶けたら出来上がり。

くず餅にするときは、
多めに練ればテリが出てくるというか
出来上がりを左右するようですが、くずリンゴジュースは
適当で大丈夫。

あ、硬すぎるかな、と思ったら、リンゴジュース足してください 🙂 

逆に、ゆるすぎるかな、と思ったら、
片栗粉の要領で、少ない水分に濃いめに溶かして、
足してもらったらいいと思いますー。

それくらい適当で大丈夫!

普通のストレートジュースでいいですが、
お手当て用だと思ったら、下のものくらいのランクのものでも。
無農薬リンゴのストレートジュース、ビタミンC添加無し。
素晴らしいです。
ビタミンCは、遺伝子組み換え系の可能性が拭えないので、
やっぱり病気の時は、正直避けたいですものねぇ。

 

今回、こじらせたぶん辛い思いをさせているので、
次こそは、子どもの熱のぶり返しを防ぐ方法で書いた、
平熱より下がってから半日休むの原則を守りたいと思います。

 望月 索 ☆ 
一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事
らくなちゅらるライフプランナー

この記事の、続き「食べ物で熱を下げる」はこちら

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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