雨が降る前は必ず動けなくなっていたのが、
料理用の塩をマグネシウムの多い塩に変えてみたら、気圧の変化に強くなりました。
分子栄養学の宮澤先生の講座で、生理機能のすべてに関わるのに、不足していて問題になっているときいたマグネシウム。
不足すると、
・筋肉の緊張やけいれん
・心臓の病気
・頭痛、肩こり
・高血圧
・不安やパニック発作、不眠、うつ
・低血糖
・便秘
・解毒ができない
・不妊
・骨粗鬆症、虫歯
といったいろんな症状が起こるそうです。
どんなお塩に変えたのかは下の記事にあります。
口からとる方法は上で触れたので、この記事では、入浴時に皮膚から取り入れるやりかたをご紹介します。
エプソムソルト風呂でミネラルを皮下吸収
2004年におこなわれた、バーミンガム大学の実験で、
エプソムソルトの入浴により、マグネシウムが体内に取り込まれたのが確認されています。
その研究報告の最後では、下の文章
Bathing in Epsom salts is a safe and easy way to increase sulfate and magnesium levels in the body.
(エプソムソルトの入浴剤は、体内の硫酸塩とマグネシウムのレベルをあげるのに、安全で簡単な方法である。)
と、結論されています。
宮澤先生も、マグネシウムは無機物で、吸収が悪いからこそ、とる方法は複数あってよいと、エプソムソルトでの入力をすすめてらっしゃいました。
エプソムソルトとは?
ソルトといいながら、塩ではなく、硫酸マグネシウムです。
化学式は MgSO4 で示される、硫酸とマグネシウムの無機化合物である。塩(えん)の名が付いているが、硫酸マグネシウムの純粋な結晶であり、食塩(しお、塩化ナトリウム)は含んでいない。
Wikipediaより
15〜16世紀のイングランドのエプソムという町で発見されたそうです。
欧米では入浴剤としてよく用いられてきたんですって。
エプソムソルトは海水中のミネラルで3番目に多い成分
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は海水に多く含まれる成分です。
上の図をみると、海水の約3パーセントが塩分ですね。
その塩分のなかで圧倒的に多いのは「塩」。
とはいえ、硫酸マグネシウムも3番目の多さです。
塩が人体に必須なように、マグネシウムも必須だというのは、海の成分だと思うとそれも当然ですね。
エプソムソルトを海水濃度まで濃く入れたお風呂は、塩の入っていない海水だともいえます。
エプソムソルトをお風呂にどれくらい入れるのか
下のメーカーが国内では有名で、私も使っています。
入れるとお風呂のお湯がとろっとして気持ちいい。
すごく温まるので、デトックス効果が高いといわれるのも納得です。
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メーカーさんの説明だと、150リットルに対し、150〜300グラムとなっています。
お風呂のお湯の0.2パーセント濃度推奨とのことなので、300グラムですよね。
上の4.4キロなら、14〜15回分です。
わたしが最初買った時にはちょっと高めの金額だった印象ですが、今なら1回あたり150円くらい。
これなら、入浴剤として、じゅうぶん許容範囲です。
マグネシウムの不足に気をつけましょう
ほとんどすべての酵素の活性化にかかわるというマグネシウム。
温泉が好きだったり、タラソテラピーに興味ある人で、まだエプソムソルトを使ったことがない人は、ぜひ試してみてください!
雨がふりがちで、気圧の変化にやられがちな今、お風呂と食事のミネラル補給で、体力をベースアップ、おすすめですよ。
追記:エプソムソルトで塩素も中和できる
お風呂の塩素も気になるところで、浄水器をつけるのでなければ有機物で中和する印象でした。
が、エプソムソルトでも中和できるんですね。
温まりますし、いろんな意味で、エプソムソルト、迷うより先に導入すべきなんじゃないでしょうか。