わが家の外食ポリシー
これは子連れに限らず、基本的に私の考え方です。
1も2もお味。
3に安全、
4にシチュエーション、
5に値段
でございます。
平たく言うと、一人800円出してファミレスでまずいメシ食べるくらいなら、一人2500円出して、美味しいところで食べたいです。
でも一人5000円となると、それは非日常。
まぁできれば、みんなで1万円で収まるくらいで外食したいよね。という感じでしょうか。
一番よく行くお店は、みんなで3000〜5000円で収まる、美味しくて、安心・安全なお店です!
あまりによく行くので写真がありません。今度行った時に撮ってきます。
この項、ちょっとずつ、増やしていきますね。
子どもにこそ本物を食べさせたい
うちの旦那なんかも言うのですけど、「子どもにこんないいもの食べさせるなんてもったいない」って言う人いますよね。
逆です。子どもにこそ、いいもの食べさせておきましょう。
からだの土台を作るからとか、そういうのもありますけど、場慣れや経験値も必要です。
田舎育ちなので大した店ありませんし、片親だったのでたま〜に、の贅沢ですけど、うちの親は子どものうちに「いい店に連れて行ってあげよう」という明確な方針がありました。
なので、懐石料理とかフランス料理とか、まぁ近場にある場合は、ですけど、特に気負わず出入りできる感覚で、成長しました。
フランスの子どもは就学前から給食でフルコースを食べている、的な話を読み、ほ〜〜っと思ったのですが、子どもがいろんなところに場慣れしていて、長じて損することはないですよ。
おかげさまで、仕事でどんなところに連れて行かれても気後れすることはありませんでした。
(も少しドレスコードに気をつけられる大人に育っていれば、なお良かったですね 😉 )
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ at 六本木(カジュアルフレンチ)
この記事、書こうと思うきっかけになったのが、連休最終日に行った、国立新美術館内のレストラン、「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」です。
ポール・ボキューズとは?
フランスのリヨン近郊にあるレストラン「ポール・ボキューズ」のオーナー3つ星シェフで、ボキューズ・ドール賞の創設者。(中略)
1961年には国家最優秀職人章(MOF)を取得、1965年に得たミシュランの3つ星を50年以上維持している。Wikipediaより
言わずと知れた、フランス料理界の重鎮ですわ!
ブラッスリーは、一般向け(?)部門。
子ども向けランチメニューがあるってことで、それ目当てに行きました。
どうせ子どもに食べさせるなら、いいものを……のバリエーションです。
次女とか、私は今日フランス料理デビュー!とか喜んでたけど、ブラッスリーです、ゴメンなさい 😉
一番下の子には正直早い。
上の子たちと同じものを食べられるほど消化機能育ってない。
でも特に長女は、そろそろね、動物性もガンガン消化できてるし、経験値を上げていこう!と判断しています。
時間帯と混み具合
開店11時。連休最終日ですから、開店と同時くらいに行った方が安全……と思いましたけど、結局11時半になってしまいました。1人とカップル、つまり2組待っていた。
3番手に母一人、子3人(9歳、6歳の年長さん、膝上乳児)の私たちがランクイン。
お客様は順次出て行きましたけど、実際案内されたのは12時10分くらいです。テーブルセッティングに少々時間がかかる模様。
丸テーブル、5人くらい座れる広いところに案内していただきました。
その後、子連れでランチを済ませ、13時半くらいに出るくらいでも、まだ並んでましたから、開店にできるだけ近い時間に行くのが安心です。
「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」のお子様特別メニュー
「小さなスープ・メインディッシュ・デザート・オレンジジュース」の構成です。
・12歳以下のお子様に限らさせていただきます。
・メニュー内容はご予約の際にご確認ください。
・お子様向けに、香辛料などは控えてご用意させていただいております。
・食材アレルギーをお持ちのお子様は、事前にお申出・ご相談ください。
と、食べログに書いてありましたが、ランチは予約できません^^
これが、本日のスープは大人向け500円(オプション)の味見ができ、
メインディッシュは大人向けから少しずつ取り入れる、とても豪華なものでした。
先に大人向けランチメニューを載せておきます。
後で対照したい時にご覧ください。
まずスープ。
2歳児の手が入ってますね。これくらいのサイズ。
左上に出ているココット型に絞り出されたような形のものはリエットです。
うちの2歳児はクリーム臭が嫌だったのか、マッシュルームを使ったスープは飲まず、リエットとパンがお気に入りでした。
キッズランチ2、大人ランチ1頼んだので、本当ならリエットは3つのはずが、4つ出してくれてました。
ありがたい配慮です。
ちなみに、大人ランチは私でなく、小3の娘が食べました。
「鶏腿肉の赤ワイン煮込みグリーンピースとベーコンのペンネと共に」
大人ランチ2つにすると、余った時に私が食べられないかも。
子どもランチ1つじゃ長女に足りないかも。
のバランスで、9歳の娘(よく食べる)に大人ランチ、
年長さんの6歳児と2歳児に子どもランチ。
実際のところ、6歳児は残さず、2歳児はほとんど残しまして、私は慣れない動物性でお腹いっぱいになりましたから、我が家に関しては、ちょうど良い塩梅でした。
9歳女子、鳥のモモ1本ペロッと食べてましたね。
でもまだ余裕あるとか言っていて、おそるべしです。
次に子どもメインプレート。
左上から時計回りに、
1 チーズ風味のペンネ(クリームソースでした)
2 じゃがいものクリック添え
3 牛ハラミ肉のグリエ ソース・マルシャンドヴァン
4 鹿児島県鹿屋産銀鯛のプランチャー焼き 香草風味のブールブランソース
2〜4が、大人向けのメインメニューを構成しているものです。
2と3は、大人だったら、500円プラスのメニューなんですよ。
味見できるんだからなんてお得なの〜〜!
スープだって、上に書きましたけど、大人が食べるには500円増しですしねぇ。
そして子ども向けデザート。
アイスクリームと、クッキーを砕いたもの。
ちなみにこのクッキーは、下の、大人向けランチコースデザートの上に刺さっている三角形のアーモンドクッキーを砕いたものです。よく考えられてる。
大人向けのデザートは、娘が選んだ、「苺とホワイトチョコのムース フランボワーズのクーリー」でした。
ギャルソンの方も、こまめに見てくださって、親切でしたよ。
家族写真まで撮ってくれました〜(笑)
時間早めに、ぜひ、行ってみてください。
ちなみにミュシャ展見てきました。
小3娘は、住んでもいいくらい素敵!と言ってました。
6歳児は退屈し、母は満足に見られず。
2歳児はおんぶで昼寝してました!
お店のHPはこちらです。
https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-musee/
【参考文献】
フランスの給食の話面白いです。
フレンチ薬膳 シェル ヴ サカイ at 麻布十番(フレンチ薬膳)
麻布十番駅から程近いところにある、本当に隠れ家的なお店です。
薬膳レシピ :中医学に学ぶ、冬は黒い食べ物♪にも書きましたが、薬膳大好き!
しかもフレンチ的な美しさも併せ持つなんて。
そのうえ本物のジビエが食べられるというので行ってまいりました……
時間帯と予約の仕方
このお店は、HPを見たらそう書いてあるのですが、月に3組だけディナーの予約ができることになっています。なので時間帯は必然的にディナー。
もともとはどなたかのお住まいだった建物の上階の一部屋にお客様用のテーブルが入っている。
お店そのものが、実質、予約者の貸しきりです。
それで月3組だけなんて限定されてますが、素材のこだわりを鑑みると、しょうがないんじゃないかな〜。取り寄せ必須、恒常的に入れられない内容です。
ここから予約できます。
http://www.french-yakuzen.com/reservation/
うちの家族だけではもったいないので、私と旦那の共通のお友達、2人誘って大人2人増やして伺いました。
お部屋と価格について
エアプランツがそよぐ様子がとても素敵。
でもせっかくの隠れ家は行った時のお楽しみってことで、写真はなしで^^。
つーか撮ってないです。自分たちが楽しむために行ってるので。
余計なことは考えず、リラックスできる場所でした。
子どもが3人わやわやいても、全く気兼ねなし、それで美味しく安心・安全な素材のディナーで、この価格は、良心的すぎると思いました……。
大人一人4800円、子どもに関しては、量のご相談にのっていただき、結局グロスで大人一人分(より安かったかも??)。
フレンチ薬膳 シェル ヴ サカイのお料理について
今回のメインだったジビエのイノシシは、山梨産で、本当に漁師さんが撃ってきたものだそうです。
「前菜・イノシシのしゃぶしゃぶ・デザート・ドリンク」という構成。
レポートするために写真撮ってないので、前菜の写真はありません!
子どもたちはフルーツやチーズ、大人はも少し動物性のものも入ってたと思います!
前菜で出たりんごは明治神宮に奉納されてる、無農薬有機のもの。木村さんより昔からやってる奇跡のりんご。うーんすごい。
そのりんごで、タルトも作っているみたいです。次に食べに行くときには予約して買うつもりです。
http://www.french-yakuzen.com/apple_tart/
メインのしゃぶしゃぶは写真があるよ。
イノシシのお肉のお皿、いくつあったかなぁ。。。とにかくたくさんありました。
次々!って感じで出てきました。
甘くて、臭みがなくて、美味しかった!
私、肉はあまり欲さないので、良いものからしかエネルギーもらえないんです。
血抜きも上手な、良いエネルギーに満ちたジビエだと思いました。
2歳児まで喜んで食べてましたよ。
で、チビの排泄にも悪影響なかったので、さすが薬膳、バランスいいですね。
デザートは、この、完全無農薬レモンを使った、ビッグママのレモンケーキ。
とても美味しかった。乳製品フリーでも、こんなにふわふわになるのか、さすがメレンゲ、みたいな。
あとアイスクリーム試食させてていただきました〜。
ローズマリーのアイスのローズマリーの効き方が半端なくてうれしかったです!
季節が変わって、メニュー変わったらまた行こうと思いますー。
上野藪そば at 上野(そば)
ここに行くのは上野動物園の行きか帰りです。
この文章を書く写真を撮ったのは、ゴールデンウィーク初日だったのですが、水族館とかは満員電車並みの人混みではないかと、怖くて行けない。遊園地も、一度「花やしき」に行ってみたらありえないくらい混んでいたので、オープンスペースで広い動物園が一番無難だと思いました。
動物園に限らず、子ども向け娯楽施設のなかって、美味しいものがありません。
うちの場合は、昼前から動くならお弁当を持っていくことが多いです。
まずいものにお金を払うのストレスなのでね……。
2歳児にはあまりすごいものを食べさせたくないので、おやつも持っていくこともあるのですが、上の2人は何かを食べたがることも。一つだけよ!と制限つけるとすると、帰りには大抵外食させられます。
動物園帰りに、老舗の
上野藪そばは由緒正しい老舗
創業1892年(明治25年)の老舗です。
私でも知ってる(マンガで読んだ^^)、「かんだやぶそば」から暖簾分けされたお店なんですって。
私自身はそばのウンチクを垂れるタイプではないのですが、子どもはそば好きですよねー。
動物園帰りなんて疲れているし、さっぱりしたそばで、ルチンをとるのは悪くないと思って。
そばに含まれるルチンとは
ポリフェノールの一種です。
植物に含まれる人体に有用な化学物質……ファイトケミカルですね。
ファイトケミカルといえばなんでも、抗酸化作用から説明されます。
蕎麦に含まれるルチンは、毛細血管強化、高血圧予防、酸化防止などの生理活性を有する。
Wikipediaより
動物園で1日歩き回ってヘトヘトな自分に、酸化=老化防止するのは理にかなっているような。
ルチンには、ビタミンCの吸収を助ける働きもあるそうなので、野菜を取りたいなぁと思うのですけど、そば屋ってお野菜が少ない(笑)……と思っていたら、あるじゃないですか、そば屋にはおおむね、枝豆が!
枝豆のビタミンCは加熱しても壊れづらいと言われています。
疲れているし、子どもは得てして枝豆好きだし、せっかくだからオーダーすること多いです。
そばとアレルギー:子どもに何歳からそばを与える?
そばは、アナフィラキシーショックなど、重篤なアレルギー症状を起こす可能性があることで有名です。
そばのアレルギーは、生死に関わるということですね。
給食のそばでお子さんがなくなるという、痛ましい事故もありましたから有名です。
ご興味ある方は、「給食ニュース」をお読みください。
そばなどアレルギー症状が重篤なものについては、いつから食べさせるか、悩む方も多いと思います。
少々古いのですが、厚労省の資料を見てみると、「そば、さば、いか、たこ、えび、かに、貝類等は、離乳初期・中期には控える」とあります。
離乳後期(9〜11か月が目安)には与えていいということですね。
まぁ個体差のある領域なので、これをそのまま守っている人もそんなに多くないのではと思います。
そもそも私は離乳食はゆっくりの母乳派で、消化管の整わない赤子が離乳食を急ぐ必要はないと思っているので、そんなに早く、そばを食べさせる必要性をまったく感じませんけど、公の目安としては、これになるんでしょうね。
一般にも、もっとゆっくり上げているケースが多いのではないでしょうか。
1 まずはお母さんが食べたそばをおっぱい経由でいただく。
2 ごく少量のそばをいただく。
3 もう少し量を増やして食べてみる。
というプロセスを踏めれば丁寧?
うちの場合は、2のつもりでほんの1本。とか、ごく少量試したいとは思っても、初めて食べるのを2歳くらいと、ある程度大きくなってからに設定しているせいもあって、3人とも、うまい〜〜!!とばかりに、初回からきっちり量を食べていたと思います。
少なくとも3人目はそうでした。
おすすめはしませんが、ある程度大きくなってからだと抑えが効きませんね。
まあ母乳経由で何度か与えているから、大丈夫か?という判断ですが、初回は、細かい変化に目を配るようにはしていました。
上野藪そば、子連れにおすすめ時間帯やメニューなど
上野藪そばは、ランチタイムの後のクローズ時間がないので、行くのが晩ごはんのつもりなら、動物園を出たら直行で行けるので楽です。
個室はないのですが、2階に2畳くらいの小上がりがあります。
子ども向けの店ではないですが、子連れだと、小上がりが空いている場合はそこに通して下さるようです。
この日はラッキーでした。
子どもたちが頼んだのは、
まず、のりかけせいろう810円+税。
そば湯がつくので嬉しいな。
次におかめそば1219円+税。
ちゃんと顔になっています。
そしてきつね810円+税リーズナブルだと思います。
下の写真を見るとわかるのですが、子供用のとりわけ椀(左真ん中)も、陶器です。
ミッキーのフォークも、先方の備品でした。
まずそうなプラスチック製でないのは、ちょっと嬉しいです。
お酒の大人の多い時間帯になってくると、しっぽり楽しんでいる方たちの邪魔になるのもなんですから、早めに行って、早めに引けることを目指します。
お店のHPがわかりやすく存在しないので、食べログのURLを紹介しますね。
上野藪そば