読み聞かせをしていると、もっともっととお願いされることが多いです。
小さなうちはまだいいのですが、大きくなって文字量が増えてくると、けっこう切実に、のどが痛い。
どうしたらいいのかと思っていました。
そこで、最近効果を実感している、のどが痛くなりづらい、読み聞かせのコツをお届けします!
読み聞かせをラクにするポイントに気づいた背景
気づいたきっかけは、歯医者さんが教える、お口の健康と呼吸の講座でした。
大変反響のあった面白い講座で、知識としては知っていたつもりの呼吸の問題について、自分の認識が甘かったことを心から認識。
自分の呼吸を本気で変えようと思える……人の行動を変える力のある講座でした。
その講座を受けて、思いついたんです。
(上記講座は、必ず再開催いたしますので、ご興味ある方はぜひ、メルマガに登録しておいてください。再開催時にご案内いたします。)
のどが痛くならない読み聞かせのコツ
ではここで、具体的なコツを書いていきます。
(1)を行うだけで変わると思うのですが、(2)と(3)を同時に意識したほうが、確実だと思います。
(1)息つぎを意識する
読み聞かせで声を出しながら読むと、そのまま口で息を吸うから、辛いのではないかと思いつきました。
そこで、読み聞かせの間でも、必ず鼻で息を吸うよう意識しました。
自分の動作として不自然なので、それまで、読んでいる間じゅう、口で息をしていたのがよく分かります。
今、のどの痛みを感じるかたは、大なり小なりその傾向があるのではないでしょうか?
鼻で息つぎするようにすると、とたんにのどの負担が減って感じられますよ。
(2)吐く息にのせる
さらに、吐く息にのせて読むようにします。
大きな声である必要はなく、鼻で吸った息が口から吐かれていく、その息にのせて、発声します。
キリの良いところまで読めるくらいには、息が続くような声量にしてください。
(3)のどの力を抜く
息が続かなくなってくると、力を入れて声をしぼり出したくなることがあるかもしれません。
でも、絶対のどに力がかからないよう気をつけます。
のどに力がかからないほうが、息も、細く長く自然に続くようになりますよ。
読み聞かせはラクなほうがいい!
これを心がけることで、私は読み聞かせがラクになりました。
子どもにはたくさん読んであげたいので、とても助かります。
読み聞かせに負担を感じるかたは、ぜひ試してみてくださいね!
追伸:
読み聞かせと呼吸については、こちらの記事も、あわせてお読みください。
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言葉があまりわからない小さな子は読み聞かせの時に何を聞いている?