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オンライン疲れにはゆったりが逆効果?新しい生活様式での疲れ対策

オンライン疲れにはゆったりが逆効果?新しい生活様式での疲れ対策

新しい生活様式でオンライン活動が増えて定着した……という人も多いのではと思います。

日照時間も減ってきているいま、妙に活力が下がっている気がしていませんか?

活動で出かける時間が減ったぶん、からだが楽になるかというと、そんなに単純なものではないそうです。

からだをととのえる専門家から、うかがった話をご紹介します。

 

オンライン疲れがたまっていませんか

オンラインでなにかをすることが増えて、余計に疲れている、という話を耳にします。

最近なんとなくしんどいなぁと思っていたら、

リラックスのしかた、気分転換のしかたも、新しい生活様式に合わせて変えていかないと、いずれマイナスになるとの話をうかがいました。

たとえば、疲れたからゆっくりと半身浴。

ゆったりした運動で呼吸を整える。

というような、リラックス方法をとっていらしたかた。

オンラインで疲れた場合に、

同じようにゆったりして疲れをとろう……と思っても、

からだにとって必ずしもプラスにならないのだそうです。

疲れた頭をゆるめるというより、からだをゆるめすぎてしまうそうなんですね。

からだがゆるみすぎるとどうなるか

動物として、全身のバランスがとれないままになってしまうそうです。

首から上は緊張が残り、首から下だけゆるんでいる状態で、

一生懸命ゆったりしているのに熟睡できない、という事態も起こります。

睡眠の質が悪いと頭の疲れもとれないわけですから、悪循環に陥る……

動いてないぶんエネルギーが余っているはずなのに、エネルギーがわいてこなくなるそうです。

指摘されて、どきっとしました。

冬至に向かう時期だからこそ

太陽光線を浴びることで、からだの代謝を助けるビタミンDや、幸せホルモン・セロトニンが分泌されます。

いまは、日照がどんどん減っていく時期。

太陽の恩恵にあずかりづらいのは間違いありません。

社会的には年末に向けてなにかが忙しくなる/動物としては活力が下がる、とアンバランスになりがちな時期で、ただでさえ、首から上と下のバランスが悪くなりそう。

頭の活動にあわせて、首から下への刺激も、積極的に取り入れていったほうがよさそうです。

 

新しい生活様式でとりいれたい疲れのとり方

頭ばかり使うことでバランスを失っている人に必要なのは、リラックスをもたらす活動ではなく、からだへの刺激なんだそうです。

頭が疲れているのであれば、体も疲れないといけない。

とはいえ、オンラインが増え、日常の具体的な活動が減っている状況を、がっつり運動することで、のりこえられる人ばかりではないと思います。(わたしがそうです)

今、うつっぽくなっていたり、

やろうと思ってもやれない、活量が下がった状態に心当たりのある人は、

おうちで簡単にできることとして、ちょっと熱いお風呂に入ったり、冷たい水をあびたりする全身刺激がおすすめだそうですよ。

ずっと厚着していたら温度調整のできないからだになるように、

ゆるめてばかりで動けないからだに、刺激を与えてください!ってことでした。

 

子どもといっしょもいいかも

子どもが家にこもっていると、どんどん大声でさわぎだすのは、自分で刺激を作り出しているのかもしれませんよね。

元気な子どもに負けず、いっしょに動いたり、騒いでみたりしたらいいのかもしれないです。

子どももきっと、大喜びですね!

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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