シワのよったスーツは嫌だけど、いちいちクリーニングに出していたら、コストがかさみますよね。
それに、洗わないと傷む、洗えば洗うほど傷む、のはざまで、バランスを取るのが洗濯の基本。
シワくらいだったら、石油系の溶剤を利用するクリーニングを繰り返すよりは、おうちで伸ばせるのが理想です。
でもスーツのシワ伸ばしやプレスってとても面倒だし、技術がいるらしい……。
特に技術がなくて面倒くさがりの私は、ラクなので、こうするようになっていたのですが、感心されたので、書いてみることにしました。
スチームアイロンなしでスチームを利用する方法です。
普通のアイロンでジャケットのシワを伸ばす方法
普通のアイロンでスチーム効果を生み出します。
ハンディタイプのスチーマーなどを持っている方は、そちらでどうぞ。(下のようなやつね↓)
|
私のように、しょっちゅう使うもんでもなし、特殊器具はいらなーい。という、普通のアイロンで楽したい!派の方に、オススメします。
準備するもの
- 家にあるアイロン
- 当て布(写真は日本手ぬぐいを使っています)
- きりふき
アイロンのかけ方
1 ジャケットを肩や腕が疲れない高さにかけます。
*アイロンのコードが届くことを確認してください。
2 当て布になる予定の布に、きりふきで存分に水をかけます。
3 濡れた布を当て布にして、その上に押さえつけない程度にアイロンをかざします。
*温度はタグの取り扱い表示を参考に。私は念のためウールOKの温度でかけるようにしています。
4 アイロンの温度で当て布の水分がどんどん蒸発し、スチームアイロン効果が生まれます。そのまま布と一緒に滑らせていきます。
面白いくらいシワが伸びますよ。腕のまわりとか、アイロンがけが難しいところは本当に楽ちんです。
ありがたいのが、蒸気によって、臭いもとれること。
さっぱりするので、試してみてくださいね!
注意点
一般のアイロンと同じです。
- 温度設定が適切か
- 布が何であるか
衣類の取り扱い表示(大抵は、体側についてるタグですね)で確認してください。
ウール100パーセントなど、水分に弱そうな布である場合は、ジャケットはブラッシングして、休ませたらいいと思いますよ。
ブラッシングをマメにすることは、衣類を長持ちさせるコツだそうです。
普通のアイロンでスーツのズボンをプレスする方法
基本は上と同じです。
準備するもの
家にあるアイロン
当て布(写真は日本手ぬぐいを使っています)
きりふき
アイロン台 ← プレスするから
プレスの仕方
1 アイロン台にズボンを置きます。
2 当て布になる予定の布に、きりふきで存分に水をかけます。
3 濡れた布を当て布にして、その上からプレスします。
濡らした当て布のスチーム効果、素晴らしいですよ。
シワの状況によっては、最初に蒸気でシワを伸ばしてからプレスしてください。
気持ちよく、折り目ピシーッとプレスできます。
注意点は上と同じですが、プレスするということはきっちり押し付けるので、くれぐれも温度設定には注意してくださいね!
スチームアイロンがなくても
専門のお道具も嬉しいですが、ものを増やしたくない人も多いと思うので。
プシューッと蒸気がかかると伸びていく様子は、目に見えて効果があるのでラクだし楽しいです。
アイロン面倒な人ほど、試してみてくださいね!