くらしのスタイル

BLUE GIANT にひと言いいたい

イギリスのEU離脱という大きなテーマを吹っ飛ばし
この週末わが家の大人の間で熱心に交わされたのは
あるマンガの話題でした・・・。

金曜日の夜中に旦那が読み、
あまりのことに私を起こそうとまで思ったそうですが
Twitterやら2ちゃんねるやら検索しまくり、
同好の士のつぶやきを読みながら、思いとどまったそうです。

翌土曜の早朝、置いてある雑誌を私が読み、
どーんんんんんんん、と暗い気持ちになり、
子どもと出かけて戻ってきて、起きた彼に問いかけられて以来
もうずっと、二人でその話題。

この週末は子どもの発表会とかいろいろあったのですが、
その間ずっと、ことあるごとに旦那さんが、
Twitterを覗いては同好の士のショックのつぶやきを読み上げ
私も同意し、それを聞いてる長女がむっちゃ興味を持ち、
でも、読まないほうがいい、と親が二人で力説するという
よくわからないパターンが繰り広げられてました。

全国のあちこちで、子どもはともかく、
似たようなやり取りが繰り広げられていることと思われます。

 

音楽マンガの新しい形だったはずが。

趣味は、マンガです。
基本連載で読んでいます。

本当にマンガ読みだと、コスパがいいのは雑誌なんですよね。
量がたくさん読めるじゃない?

でも、今、定期購読してるのは7誌程度なのですが、
一番と言っていいほど連載を楽しみにしていたマンガが、
今回話題の『BLUE GIANT』です。

2016年マンガ大賞第3位、だって。

まぁマンガ大賞に限らず、このマンガを読め!的なものには
よく名前が出てる、
すごく良質な音楽マンガです。とは、もう書けない。

とてもオススメの音楽マンガでした

連載1回目から、ずっと注目してました。
私は音楽も、たまーにライター仕事するくらいには詳しい方だったので(子育て同様、興味を持ったものはある程度マニアックに知識を入れてくタチなので)、自分の大好きなマンガと音楽が交わるところ、ということで、音楽マンガって意識的に数を読んでいます。

マンガにおける音楽の表現の仕方って、ある程度型があるんですけど、このマンガの場合、息を上手に使ってるんですね。BLUE  GIANT は、音楽マンガの新しい形、2010年代の金字塔だ!と思ってました。

ローランド・カークは出てきませんが、ちょっと思い出してみたり。

ま、そんな感じで、
これは名作だ~。コミックスでも揃えよう。と思っていたけど、
もう買わないです。

編集さんが読む機会があれば、大きな声で言います。
この後どれだけ良い展開になっても、
私はもう買わないです

この作者の前作、『岳』のショックを語っている人も多いようです。
『岳』と『Blue Giant』の傾向を見たら、
どれだけ上手に話を紡ぐ人でも、
私、もうこの作家の連載は二度と読まないかも。

『Blue Giant』もう読まない、とは言えないので
(ここで読みやめたら、本当のトラウマになってしまう)、
今後の展開次第ですけど・・・。

『タッチ』を例に出してる人も多いようですが、
うちの、動かざること山の如しの
マイペースで感情移入しないことで有名な旦那さんが
マンガを読んでこんなにショックを受けたのは初めてかもしれない・・・
と本気で言っているほど(彼もマンガ読みです)、
私もトラウマになる、と本気で言っているほど、衝撃を受けました。

週末かけても行き場のない感情をつぶやく場がないので
ここに書き込んでる、という感じです。

不幸にも興味を持ってしまったあなた。
必ず最初から読んでください。
で、この後の展開はわからないけど、
第76話、FIRE WALTZ を必ず飛ばしてください

上に画像があるの、8巻です。ここでやめてもいいかも。

問題の76話は、9巻に入るのかな。上のジャケまできたら、
次は飛ばす、とかね。

そこまでして読まなくてもいいので、なんていうか、
きっとあちこちで話題になってるけど、迂闊に読まないで〜〜
読むなら覚悟して〜〜と心から思います。

75話、むちゃくちゃよかったんです。

思わずFacebookに書き込みかけて、
赤子が起きたから結局アップしなかったんですけど。
それくらい、よかった。

今回の雑誌、ポールが表紙で喜んでたのに。ポールーー!

ポールが表紙になるくらい、想定読者がおっさんおばさんの雑誌です。
おっさんおばさんは、マンガにこんなこと求めてないのよ。

いい年してマンガ雑誌読んでるような人間は、
みんな好きなんだよ、マンガが。

辛い現実が前提のマンガはいい。
その前提を共有して読んでいるから。

こういうのはやめてほしい。
このタイミングでこれは、このショックを与えるのは、
マンガでPTSD発症させるつもり!?
人として問題あるだろう。

鬱展開。という表現を超えた、トラウマ展開でした。

続きの記事書きました。
編集部の言い訳コメントの写真が入っています。
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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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