くらしのスタイル

野菜を1日どのくらい食べればいい?野菜の摂取量の目安

野菜を1日どのくらい食べればいい?野菜の摂取量の目安

保育園や小学校の給食を見て常々感じていたのですが、給食って、野菜がとても少なくないですか?

ばくぜんとそう思っていたところ、よく野菜を買っている自然食料品店のオーナーさんと、立ち話をする機会がありました。

そのとき聞いた内容にびっくりしたので、野菜の摂取量について、書いていきます。

自然食料品店のオーナーが教える、野菜摂取量の危機

昭和からある自然食料品屋さんのオーナーさんから聞いたことです。

ニュアンスの違いはあるかもしれませんが、覚えているままに書いてみます。

大田市場に野菜がないのだそうです。

「有機(オーガニック)の野菜(の供給量)が足りないのですか?」というような内容を私が質問したところ(最近大手スーパーとかでも有機扱ってるし……という含みがありました)、そんなものはもとから少ししか置いてないから、そういう問題ではなく、青果そのものの取り扱い量がとても減っているとのこと。

大田市場のすごく広いスペースに、野菜がちょっとだけあるイメージなのだそうです。

そんなにみなさん野菜を食べないのですか? と私が聞くと、「食べないよー!」とのお返事。

確かに給食程度の野菜量だったら、食べてなさそうだ……

野菜を食べてもらえない今、農家さんが何を作っているか

多くの農家さんが、では今何を作っているかというと、市場に並ぶ野菜でなく、冷凍食品になる野菜を作っているのだそうです。

ものすっごく大きなほうれん草を作って、それを切って冷凍食品にするんだよ

昭和から続いている自然食料品店のオーナーさんの言葉

味も栄養価も変わりそうですよね……。

 

本のタイトルにみる野菜の摂取量の目安

家庭料理で、食べる野菜の量をいちいち量って食べてなどいないのですが、ベジタリアン食ではないけど野菜を食べることをうたっている数字が、書名に入っているものを思い出してみました。

著者の人は、国の基準ばかりでなく、からだにいいと思う野菜の量を、経験で語っていらっしゃるのではと思います。

『野菜と肉は6対1で召し上がれ』

この本は、書名から、野菜と肉の割合の方針が、よくわかりますね。

野菜を多く食べることを推奨してらっしゃいます。

『身体を引き締める食べ方1:1:2 フィギュアスケーター高橋大輔を支えてきた食事パターン』

 

ここでいう1:1:2の場合は、たんぱく質(主菜)1、炭水化物(主食)1、野菜類2です。

肉100グラムなら、野菜200グラムですね。(トマト大1個150グラム、ブロッコリー1/2株 150グラム、大根1/4本 150グラム。一食でなくとも、1日のトータルでクリアしましょうという。)

私がいいたいことは、こういう書名にもあるように、食卓でいちばん多いのは野菜じゃないのですか??ということ。

厚労省の調査にみる野菜摂取量

厚労省の調査を見てみると、

「野菜摂取量の平均値は 288.2 g であり、男女別にみると男性 295.4 g、女性 281.9 g である。
この 10 年間でみると、いずれも有意な増減はみられない。年齢階級別にみると、男性では 30
歳代、女性では 20 歳代で最も少なく、男女とも 60 歳代で最も多い。」

平成29年 国民健康・栄養調査結果の概要

確かに若い人ほど野菜を食べていないんです。
便秘になりそう……

ちなみに目標平均値は350グラムだそうで、達している年代はありませんでした。

食育は、まず味あわせることから

保育食、子供食、という概念を最近整理していて、「子供食」の多くに私は懐疑的です。

唐揚げ、ポテトのようなものをあえて子ども用にメニュー化するのが信じられない。

フランス人風に、大人と同じメニューをスモールポーションでいきましょうよ!と思います。

(もちろん、まだ味覚が育っていない子、とくに味に敏感な子に、刺激物は抜きますけども)。

お子様メニュー的なものばかり食べつけていたら、野菜を食べる量が少なくても気持ち悪くない子どもが育ち、今はそのまま大人になってしまって、大人も子供食を食べていたりするのだと感じます。

だから20代の野菜量が、とても少ないようなことになるのだと思います。

子どもはこういうものが好き、こういうものが嫌い、という大人の思い込みが幅を狭める面は確かにあって、

うちでも例えば、すごく美味しい新玉ねぎが手に入ったので、そのままスライスして、美味しい白味噌とかつお節(節を削ったやつ。美味しいです)であえたら、保育園児がもりもり食べていました。

生の新玉ねぎなんて子どもは嫌がるだろうな……と思っていた私の目を覚まさせる食べっぷりで、これは子どもは食べないに違いない、と自分の中で制限をつけてしまっているところを、少しずつ取り払っていかないと味覚が育たないな〜〜と反省したのですが。

子どもの個性によって、新しいものへの手の伸び方とかも、いろいろ違うと思いますが、少しずつ試させてあげるのがよいのではないかな、と思います。

味覚の幅を広げるための方法

味覚の幅を広げるために有効な食べ方は、豆粒程度の量と、とにかくなんども接触する、ことなんだそうですよ。

例えば子どもと、挑戦する野菜を決めて(大嫌いな野菜だとやる気が起こらないので、「あまり好きでない野菜」くらいで)、食事の時間以外に、ほんの一口、食べてみるんだそうです。

最初は舐めるだけでもOK、みたいな。

それができたらシールをあげるんですって。すると子どもは喜んでやるようになる。

ご褒美に食べ物を与えたり、食事で強いるかたちはよくないそうです。

その、「ほんの一口」を、10日〜14日間続けると、驚くことに、その子はその野菜が食べられるようになるのだとか。

極度の偏食を治すために、用いられている方法だそうです。

苦手な子にも、ほんの一口だけ味見させてあげる、とか、家庭内でもう少し、「ほんの一口」を増やしてみようかな、と思っています。

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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