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子どもの歯並びを矯正する前に、自然にできること

子どもの歯並びを矯正する前に、自然にできること

「子どもの歯医者どうしてますか?」とご質問をいただく機会、これまでに何度もありました。ご興味ある方の多い分野だと思っています。

こちらの文章は、メルマガで数ヶ月前に書いたものを、一部改変のうえ、転載しています。

転載はほとんどしていないので、ご興味持ってくださった方は、末尾にある登録フォームから、登録していただけると嬉しいです(無料です)。

乳歯の虫歯は削らずに済ませた

うちの子どもたちは、下の本の歯医者さんに定期的に診ていただいてます。

定期検診は大事ですね。
ちょっと溶けかけている歯なども教えてもらえるので、そこは重点的に磨きますし、磨き残しのないよう磨き方を指導していただけます。

子どもの乳歯に大きな穴が開いたこともありますけど、幸いにして、治療せず、磨いて逃げ切れました。

その、大きな穴の写真は、「乳歯の虫歯はどれくらい進行したら治療する?」に載っています。大きいです。

保育園で小さい虫歯を発見されて、「治療してください」の紙をもらったこともありますが、「経過観察」という診断結果で園に報告できれば、大丈夫でした。

実際磨くうちに治ったのか、その後の検診で、治療済み扱いになったこともありましたよ。

削らない歯医者さんから受けている歯並び指導について

虫歯についてはそれでなんとかなってきたのですが、歯並びに関し、第一子も第二子も、問題が発生しました。

子どもたちの父親がとても歯並びが悪いのですが、先生によると、親の歯並び(顎の大きさ)は関係があるらしく……。

10歳まで上顎が育ち、そのあと下顎が育つから、とにかくガムを噛みなさい。とのアドバイスをいただきました。

最初にその指摘があった時、ガム? 何が入ってるかわからない市販品はいやだ……。と思って手作りレシピを調べたところ、強力粉を使うようなガムになるんですね。

歯並びのためには最低1時間は噛めるようなガムが必要で、強力粉が1時間ももつとは思えません。

歯医者さんで売ってるガムは、キシリトール100パーセント、砂糖なしの大手メーカーのガムでした。

もちろん複数の食品添加物が入ってますが、少なめではある。というのはガムの裏側を見て、スーパーで売っているような他のガムと比較すればわかります。

そのガムの裏側の写真と、歯医者さんに治療で言われたことは、「子どもの虫歯、どうしてますか」にのっています。

歯医者さんのガムの裏側について

上のリンクにもあるガムの裏側が、ずっと、微妙な悩みどころでした。

香料が人工香料なのはガムそのもののにおいでわかります。臭いから。添加物もまあ、入っています。

そもそもキシリトールそのものが! 遺伝子組み換え作物であることを、疑ったほうがいいです。

遺伝子組み換え作物に関しては、「遺伝子組み換え作物と五十嵐大介」で書いていますので、ご参考になればと思います。

腸そのものにダメージを与えると言われ、腸内で勝手に産生していく可能性もある遺伝子組み換え食品の、リスクははかれないです。その疑いがあるものを子どもに毎日食べさせるのか……?

……イヤだと思いました。

でも顎を育てるために必要なら、背に腹は変えられません。

歯医者さんから聞いた、歯並びが大切な理由

これは別の歯医者さんから聞いた話ですが、歯並びの問題で噛むたびになんらかの負荷がかかる歯は、歯の「出会い稽古」で削れてくるそうです。

しかも顎が本来の位置からズレてくる。そのズレがもたらす肩こりなどの微妙な不具合を超え、全身への影響もあるので、一生涯のQOLに関わります。

また、考えたこともなかったのですが、ぶつかることで負荷がかかる歯は、加齢とともに歯茎が下がってくるらしい(歯周ポケットが深くなるって言ってもいいのかも)。歯周病、歯槽膿漏にも繋がるそうです。
歯がグラグラしやすくなり、歯の寿命が縮むってことですよね。

それを考えると、虫歯の詰め物そのものも、もっと厳密に考えたほうがいい側面があるようです。

虫歯を削って治療したあと、どの歯医者さんでも、ギリギリとセロファンみたいなものを噛ませて高さを調整しますけど、本当に微妙な調整をしようとすると、あのくらいでは足りないんだそうです。つまり虫歯を治療することで、歯並びが変わるということ。

でも法的に必要とされる以上の厳密さで歯並びを守ろうとするのは、特定の歯医者さんのこだわりの領域……保険診療外の工夫となります。
かかりつけの歯医者さんがどこまでこだわっているかなんて、もうやられる側にはわからないですよね。

正直大人も人ごとじゃないのですが、子どものほうが、削られる前の可能性が、大人より大きい。

できるだけこましな歯並びにするには顎を発達させたほうがいいに決まっているので、しのごの言わず、ガムは噛ませることにしました。

ガムを噛み続けて歯並びはどうなったか?

歯並びのためという理由を理解した第一子は、主に美容のために(笑)、本当に一日1時間は噛み続けました。日によってはもっと噛んでいます。えらい。

その結果、反対咬合を心配されていた噛み合わせが、歯並びはギリギリ及第点……?というくらいまで、上顎が育ちました。

今は10歳、まだギリギリ、キツキツですが、激しい矯正はしなくていいんじゃないかと、削らない歯医者さんの定期検診で予想されています。

ガムは歯並びを整えるのに効果的です。
だから、まだずっと噛むものだと思っていますが、そのガムの「裏側」は、ずっと微妙に気になり続けていました。

歯医者さんにも売っていない、安心なキシリトールガム!

数年前、第一子のガム問題が発生した時に調べたところ、そんなにいいものがありませんでした。

当時、北欧系の高いガムで、ひょっとしたら添加物少なめ?というものがありましたが、値段の違いのわりに、大手メーカー製の歯医者のガムと、添加物の数が変わらない。そして遺伝子組み換えに関してはどちらも不明。

比較して、歯医者のガムを選びました。

とにかく噛めば唾液がなんとかしてくれるはず! と、ひたすら噛んでもらう方針で(本来の目的にも叶っていますよね)。

それでも、どこかにずっと引っかかっていた、というのが正直なところです。化学香料はくさいですしね。

それが、数年越しでたまたま、ようやく、見つけたんですよー。
遺伝子組み換え食品の健康被害が大きく社会問題にもなっているアメリカから、GMOフリー、無添加の、キシリトール100パーセントガム。天然香料!

 

ボトルで買い込みました^^

ある程度辛いものも食べられる上の子には全ての味が好評、辛いものは食べないしスパイス苦手な小2には、フルーツ味が一番好評です(あとシナモンもいけるみたい)。

お子さんの歯並びが気になる場合、歯医者で手に入る市販のガムよりは、ぜひこういうものをお試しください。

 望月 索 ☆ 
一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事
らくなちゅらるライフプランナー

 

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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