教育・しつけ

子どもの英語教育

子どもの英語教育

子どもの習い事をどう考える?

子どもには、本人が興味があるとねだるまで
習い事はさせていません。

一過性の興味と思えたら、わりと却下しています。
あ、体験レベルでは、気軽に参加するんですけどね。
好奇心は大事。
でも、継続はまた別。

習い事の数が増えすぎてもどうかと思うし。

実際、専門家の言によると、詰め込んでも身につかないそうです。
どんどんどんどん刺激を受けるばかりだと、
吸収する暇がない
だそうです。

そりゃそうですよね。大人でもそうです。
忙しいで終わってしまいます。

なので、子ども費の高騰を防ぐという意味もありますが 😉
習い事は数を絞っています。

英語の臨界期

ですが、子どもに、私の親心として、
「きっと役に立つから」と、私からの提案として
させている習い事が一つだけあります。

小学生からの、英語です。

子どもと英語

「英語学習の臨界期」という表現を聞いて、
習わせるべきか、と迷ったことのある親御さんも、
いらっしゃるのではと思います。

10ヶ月でも、3歳でも、いくつでもいいですが、
実際、いろんな時点で、ありうると思います。

でも、LとRの区別がつかないからなんだというのでしょうか。

子どもの教育(発達)の研究者に聞いたことですが、
人間の脳は、そんなに器用にできていません。

臨界期は、必要なんです
LとRは、区別をつける必要がないから、区別がつかなくなる。
いらないものは、そぎ落としていくのが、当たり前です。

それを、マーケティングに乗せられてまんまと惜しんで、
小さい頃から英語を無理にインプットしていこうとすると
結果、日本語がおろそかになるそうです。

まぁそこまで英語をインプットすることに、
集中できる人も少なくて、
多くはお金を投じて効果なし、に終わるのではと思いますけど 😯

小さい頃から丸暗記していけば、
生活言語としての英語は話せるようになるかもしれません。
でも、学習言語としての日本語に
悪影響が出る可能性があり、
結果的には英語も、頭打ちになってしまうそうなんですね。

語学の数をうかつに増やすと、
語彙が減る(リテラシーに影響する)んだそうです。

英語だけの問題じゃないですよね。
口さがなくいうと、
バカになると言われているようなものです。

親もマルチリンガルだったり、
社会的に多言語だったり、
リテラシーも育める形の多言語教育は、
あると思うんですけど
それこそユダヤのご家庭に学びたいようなもので、
多くの日本人家庭は、それには向いてないと思います。

早期教育:公文式、ドッツなどへの感想

受験を前提とした産業教育も、
語学のリテラシーをつけるほど
効果を導けるものは少ないと思います。

子どもにねだられて、公文式の見学には何度か行ってますけど、
まぁひどいこと。
ま、それは、お教室がそうだったのだと思いますが、
国語には、特に呆れました。
ほったらかしでプリントやって、ちょっと添削して
リテラシーがつくなら、
日本人全体に、もっといろんな応用力ついてますよねー。

あ、公文の算数は、訓練という意味では、評価してます。
計算早くなります。
でも、乳幼児にドッツ見せるくらいなら、
ちょっと大きくなってから、そろばんやったらいいと思います。
指先が使えますしね。

指先使うの、大事でしょう?

私、小学生からソロバンやりました。
小1からで、頭の中にソロバンあります。
ドッツの玉が動くのと同じではないでしょうか。
便利ですよ。計算も早いです。

眠れない時とか、小学生の頃、
頭の中で、1から100までソロバンで足していってました。

1111111111111

桁いくつか忘れましたけど、1が揃うんですよねー。
ヒツジを数えるよりずっと寝やすかったです。

すみません、脱線してます。

私自身が、もっと子どもの教育に
手をかけてあげられる親だったらよかったんですけど。
頑張ってプリントやフラッシュカードに
付き合ってあげられる親御さんなら、
素晴らしいリテラシーをつけてあげることも、
早期教育でお子さんを伸ばすことも、できるのかな、と、思います。。

その他、家庭保育園とかも、長女の時に
説明は受けてみたんですけど(取材してしまう性分で……)、
私には無理!プラス、高くてびっくり!でした 😀 

日本語が読めないと英語も読めない

さて。
生活言語としての英語は完全にできるけど、
「読解力がない」、
そういう方に、仕事上、何度かお会いしています。

私よりはるかに英語ができるはずなのに、
私より英語の文章が読めない。
リテラシーがないから、誤読するんですね。

多くの場合、それは、
育ってきた環境に関わりがあるようでした。
個人差もあるでしょうし、
そうなるのを心配して苦労している親御さんも
実際に多くいらっしゃるので、ここには詳細は書きません。

ここで言いたいのは、
リテラシーをつけること、
その子にとっての母語のOSを作ってあげることは、
一般的に、LとRの区別より大事だと思える、ということのみです。

正直、生活言語としての英語なんて、
生活圏に放り込まれれば、誰でも喋るようになると思います。

大切なのは、その先の、学習言語ですよ。

ということで、私は「早期英語教育」には
手をつけないことに決めていました。

私の手に余るのでね 😉 

日本で、日本語話者である親のもとで
英語教育を幼児に施すって、
かなり難しいと思っています。

ま、子どもと行くところがあった方が
時間の過ごし方が楽というか、
趣味で英語教室に通うくらいは全然ありと思いますけど、
正直、お金がもったいないかな、うちの場合はね、と。

英語が日本語のようにわかるスイッチが入る

てな感じで、大切なのはまず日本語。
は、一貫してます。

日本語ができれば、英語などの外国語も
いずれできるようになる。

でも、大きくなり過ぎてから英語を学ぶのにも
限界があるのは自分が知っているし……。

というところで、どれくらいに始めるのが適当かなぁ、
と、どこかで引っかかっていたら、出会ったんですね。

日本語学習の妨げにならないことを前提とした
英語教育をモットーとしている
小学生以降のお教室が。

子どもにとっての負担もとても小さい。
宿題も、嘘みたいに少ないです。

そして正直、英語塾の類では、とても安い。

教え方を真の意味でマニュアル化できないので、
教える側の負担は、大きいそうです。
なので、そんなに広まってはいないとも言えます。

ただ、子どもにとっては、続けやすいですね。

この本の、著者の先生の、お教室です。

先ごろの月曜日、私にとっての初めての保護者会があり、
鵜沢先生ご本人が担当している小3のクラスで
(運のいいことに、娘はたまたま、そこに通っています)
教え方への新しい気づきがあり、
どんどん学習の精度が上がっていると
新しい試みの説明を受けました。

ですので、上の本は、もう、先生の中では
ちょっと古いものになっていると思います。

でも、参考にはなるかな・・・?

本部以外にも、支部がある場所もあるし
サテライト講座もあるようだから、ご興味ある方は
検討なさってもいいかと思います。

もうエスタブリッシュされたお年の先生なのに、
いまだに教育法を研究なさっているのが、すごいです。
本物の証拠です。

この項、意外と長くなってますね。
保護者会で聞いて面白かった話は明日!

“ちょうどいい”自然なくらしと子育てアドバイザー
 望月 索 ☆ 

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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