自然な手当て

子どもの虫歯、どうしてますか2:虫歯の磨き方

子どもの虫歯、どうしてますか2:虫歯の磨き方

削らない歯医者さんの話の続きです。
5歳児のことを書きますね。

母乳育児で虫歯になった、第二子は年長さん。

この子の前歯が虫歯になったのが、
歯医者さんの健診を受け始めたきっかけです。

虫歯

おっぱい虫歯はなまる虫歯

次女は、おっぱいで、虫歯になりました

なるんですねー!
1人目はならなかった。

二番目のほうが歯磨きをサボったわけでもないし、
二番目にあげた母乳の方が、
虫歯になる要因が多かった、とは思えません。

夜間授乳のおっぱいをとにかく口から離さない子だったのが、
原因かな、とか思っています。

あと、第二子は、生まれてしばらく、
前歯の歯茎が全部できてなかったというか、
歯茎の奥の前歯が、見えてたんですね。

磨くこともないし、それでずっとくわえたままだと、
虫歯にもなるのかなぁ、と。

実際、ひょっとすると生える前に虫歯になった!?って感じで、
最初から前歯の表面は茶色かったです。

でも「虫歯で穴が空いた」のは、
茶色くなった表面ではなく、
裏側なんですけどね。

表面は、最初から、「虫歯の進行が止まっていた」のかもしれないです。

いずれにせよ、先生からは、おっぱい虫歯はなまる虫歯、と
言われています。
先生に言わせると、問題のある虫歯ではないそうです。

虫歯のところをきちんと磨く

一番最初に次女を連れて行った時、
穴の空いた虫歯はまだ進行中で、
前歯の裏の虫歯の穴のところを
きちんと磨くように指導されました。

使うのは、昨日もご紹介した、下の、歯ブラシです。

前歯の裏の、小さな穴なんて、
こういうのがなかったら、上手に磨けないです。

このあたりに穴があるから、この方向から磨いて、と、
角度を指示され、そのように磨くこと3ヶ月。

先生は、はなまる虫歯は、
生え変わるまで痛くならなければいいのだから、
という感じのことを、最初はおっしゃってましたが、
次に行った時には、もう、「虫歯の進行が止まっている」
状態でした。

それからもう2、3年経っていますが、
ずっと止まったまま。
穴のところをきちんと磨くことは続けていますが、
削るような治療はしないまま。

なんの差し支えもありません。
虫歯の進行は、止まったままです。

最初は、虫歯があります、と
いちいち書いてよこしていた保育園の歯科健診も、
もう、虫歯のことを、指摘してくることは無くなりました。

すでに虫歯ではなくなっているようです 🙂 

おっぱいと噛み合わせ

二番目の場合は、虫歯がありましたので、
最初から、虫歯に焦点が当たっていました。

次に話題になっていたのが、やはり、噛み合わせでした。

夜間授乳のおっぱいを口から離さない子だった。
離すと起きちゃう、ということは、
寝返りもうちづらい、ということです。

虫歯になってからは夜間授乳は
やめたんですけど(でも、デザートおっぱいと言って
食後にちょっと飲んでました…)、
いつも同じ姿勢で飲みながら寝るからか?
気持ち、上下の歯の噛み合わせがずれている。

それが、夜間授乳をやめたら、
歯並びがどんどん解放されてきて
3ヶ月ごとに、噛み合わせが変わっているのが
親にもわかりました。

私も肩が凝って大変でしたけど、
添い乳を口から離さない子がいたら、
ちょっと考えたほうがいいと思います。

他の二人は、おっぱい口から離したら
寝返り打ってましたから、
そっちのほうが、姿勢的には自然ですよね。

夜間の添い乳って、
夜泣きの観点からも物言いが付きます。

私は、親も楽だし、子どもにとっても幸せだし、
そういう食べながらウトウト寝るような至福の感覚って、
その時期しか許されないし、
悪くないんじゃないかと思っています。

ただ、ついダラダラおっぱいあげてしまうのは
私の癖でもあり、虫歯がどんどん増えるのもどうかと思うので。

歯の状態見て、おっぱいとの付き合い方も考え、
おっぱい以外に食べている子は、
前歯の裏の歯磨き、気をつけてあげてください
ね。

そして今現役で、おっぱい飲んでる第三子はどうなのか?

この記事続きます。

子どもの虫歯、どうしてますか3:夜間授乳と虫歯

乳歯の虫歯はどれくらい進行したら治療する?

子どもの虫歯、どうしてますか1

☆ 望月 索 ☆ 
日本マクロヘルス協会 理事

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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