Q&A, いつか赤ちゃんが欲しい方向け

妊娠前に聞いておきたい2、3の事柄

妊娠・出産の話を書いていると、独身のお若い女性に興味を持っていただくことが、意外と多いです。

自分がそうだったんですけど、「いつか子どもが欲しい」なら、妊娠・出産の情報は働き方を考える上でも必要なのに、普通に働いていると、定形外の情報に接するのが難しいからでしょうか。

 
 
私が書きがちなオルタナティブな情報は、あまり聞く機会がないからか、そのぶん興味を持って頂けるようです。
対面でそういう話になると、独身女性の反応の良さたるや! 
嬉しくなって余計なことまで喋りすぎるくらいです。
 
という実感があるので、いつか母になりたい人向けの文章も、たまには書いていこうと思います。
 
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妊娠前に聞いておきたかったこと 

連載していた媒体で、独身の20代の方たちから、ご質問をいただいたことがあります。うち一つをご紹介します。
 
 
Q:「妊娠前(妊活中)に、これをしておけばよかったなぁ」と思うことを、シェアしてほしいです。

私はこう答えました。

「一番に、当たり前すぎて恐縮ですが、37歳初産のわたしは、もっと早くに産みたかった! とあとから思いました。だから皆さん、なるべく早く! 産んでください」

今でもその思いは変わりません。
上の文章の続きにはこう綴られています。
 
「理由はたくさんあります。まずわたしみたいに高年初産で自然分娩を許されるケースのほうが少ないです。自然に産みたい人は早いほうがいいです。

また、産後の回復も若いほうがだんぜん有利。わたしは自然な安産でしたが、どんな産み方であれ、若い母の肥立ちのよさにはかないません。 

早く産んだ人は、子どもが成長してからの、親の品格のついた人生を楽しめるのも羨ましいです。わたしなんて、あとは体力使い果たして死ぬだけですよ〜。産んでからの人生のほうが楽しいのに、もったいないことをしました!」
 
理由はまだまだ続くのですが、そちらは割愛。
やはり、母になるのは、早めの方が有利です。

早すぎても不利になりそうなのが日本社会の悲しいところなので
今だったらある程度社会経験を積んで、その後、なる早で産むのが、いいですよね。

いつ産むの?

ただ、「いつか産む」つもりでも、
その「いつか」が年齢に落とし込まれてない場合、
どんどん遅くなりがちです。

だから、「できれば33歳には避妊を解いて」と言うことが、私は多いです。
避妊やめたからって、なかなかできない人も、多くいらっしゃるので、逆算するとそのくらいかな、と思うんですね。

とはいえ、私自身、初産37ですから。
33は難しいことも多いですよね、今の世の中。

でも、どんな状況であっても、働き飽きた時、自分をそろそろバージョンアップしたい時の手段として、お産をぜひ、選択肢に入れるようにしてください、というのはお伝えしたいと思います。

子どもと一緒に、女性は自分を生み直せます。
それを、良いタイミングで取り入れると、効果的なんですよ。
人生一度きりですし、出生率考えたら、ほとんどの人は、出産って一生に一度か二度しかないライフイベントでしょう? 生かさないと!

最初から産む気が全くない人に子どもを持つことのなんとやらを説く気はないですが、「いつか子どもが欲しい」なら、自分のライフコースを考える時に、忘れずに、出産を組み込みんでいただければと思います。

できれば、あなたのご都合に合う、一番早い時期で、ね。

妊娠前に聞いておきたかったこと Reprise

最後に、妊娠前に聞いておきたかったこと、不摂生だった私ならでは(?)の付け足しを。

「妊娠超初期の母親のアルコール摂取や、妊娠を風邪と勘違いしての市販薬やサプリ等の摂取が、妊娠がわかってから不安の種になることがよくあります。心当たりがある時は、次の生理が来るまで、それを意識して。わたしもやっちまいましたが、その不安を解消できる答えはないです。やらないのが一番!」

いやほんとに。
お酒その他、私も大変心配しました。
(「その他」については公に書けないっす・・・)。

危なげな心当たりがあったら、次の生理までは、おとなしく過ごす方がいいと思いますよ〜 😉 

生理のホルモンバランスって、周期後半はペースダウンするようにできてますから。弾けるのは前半で、後半は無難に、ね。
(ああでも、周期前半でも受精&着床のころ弾けすぎてたら心配の種にはなるのですが、妊娠わかるまで無茶やってたら、妊娠初期って異常も起こりやすいので、もっと心配ですから! ね^^)

“ちょうどいい”自然なくらしとお手当てアドバイザー
 望月 索 ☆ 

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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