子どもと楽しむ二十四節気:雨水

昔の人が使っていた月の満ち欠けに基づく暦では、新月の日が1日、と決まっています。 月は平均 29.53059日(1朔望月)の周期で規則正しく満ち欠けするので、月がもたらす日付は、お日様がもたらす1年の感覚(季節感)と、どんどんずれていきます。 ですので、日付以外に参照する暦……太陽の1年の動きに基づいた「二十四節気」が生まれたそうです。 今は雨水。 今のカレンダーで2月19日頃から始まり3月4日頃まで続く、24の区分けのうちの2番目に当たります。 雨水って、綺麗な表現ですよね。 二十四節気が中国で成立したことは立春の項に書きましたが(「子どもと楽しむ二十四節気:立春」参照)、微妙に季節感がずれる日本でも採用され、今でも残っているのは…