小学生, 教育・しつけ

休校どうする?学校ロスの小学生がおうちで楽しく過ごすには

休校どうする?学校ロスの小学生がおうちで楽しく過ごすには

一斉休校のニュースをうけ、小学生のいるわが家でも激震が走りました。

ようやく落ち着いてきたので、使えているところをまとめてみます。

 

学校ロスの小学生には規則正しさが必要

子どもから、長期休暇の時にはない、学校ロスを感じます。

始業式や終業式、節目節目にちゃんと「式」があるのは大切だったんですね。

慣性の法則、あるいは潜在意識はなかなか書き変わらない、説明の方法はいろいろあると思います。

とにかく、生活をいきなりぶったぎられたことで、子どもたちは、かなり傷ついていました。

ほんとうに感染拡大をふせぐのなら、遊びに出たり、移動しまくることに問題がある、という点はおいといても、親だっていきなり仕事休んで遊びにつれてって、気分転換させたりできません。

なので、これまでにないタイプの試行錯誤がありました。

いま、ほんのすこし時間がたってみて、ぽっかりあいてしまった空白を埋めるのは、結局のところ、遊びではなく日常……勉強のある、規則正しい生活だったように思います。

当初宿題もなかったもので、「勉強のある、規則正しさ」を支えるために、試してみたことを書いてみます。

 

インターネットでプリントなどを用意

オンライン学習に便利なサイトをまとめたものが、SNSで拡散される動きは当初からありました。

うちはそういうの使ったことなかったのですが、初めてやってみて、計算ドリル系は機械的にできるし、練習が足りないと思っていたところだったので、便利だと思いました。

計算問題・漢字練習などダウンロードできるサイト

問題も回答もまとめてダウンロードできるので下が便利だと思いました。

ぷりんときっず

計算問題と、慣用句などの選択式問題を、ダウンロードしました。

計算はご想像通り。

慣用句の選択テストはたとえば下のような感じ。

https://happylilac.net/sy-kanyoku_testa.html

慣用句やことわざを暗記しろとか、意味を書けといわれると、負担が大きくてわたしでも嫌だけど、選択式なら、合うまでやればいいだけだしね。

計算問題を作成できるサイト

計算ドリルを上で落としてきてやらせて見ると、難易度の判断がめんどうだったり、もうすこしこの傾向をやりたいと思ったりしたときに、不自由だと気づきました。

そして、計算問題を作成できる神サイトを見つけました!

算数の計算問題を自動作成[小学生向け計算ドリル用]

つくってくださったかた、ほんとうにありがとうございます!

 

オンライン講座&知育アプリ

こちらも、無料で開放してくれるところがどんどん増えて、選べないくらいになっています。

対応が早かった探求学習系のオンライン塾(?)の偉人伝的なオンラインライブ講座、試みに見せてみたけれども、子どもたちすぐに飽きてました。

オンライン講座の長時間のものは、うちは難しいですね。

同様に、NHKの、

NHK for school

も、飽きてたなー。

親がいいなと思うようなやつは、けっきょく、飽きてしまう^^

でも、チャットで参加するほどコミットしてないなら、動画の質はそこまで高くないオンラインライブを見るよりは、NHKのプログラムのほうがよくできていると思いました。

当たり前か。

うちではオンライン講座的なものより、下の、知育アプリシンクシンクがウケました。

そもそも初めて、知育アプリ入れました。

今月いっぱい、有料コースも無料開放だそうです。

ゲーム的なものはいっさいやってなかったので、こういう機会がなければ試すことはなかったと思います。

やってみたら、時間制限あって使いすぎることができない。

空間認識、量の認識、あきさせずに直感処理させる感じがよくできています。

eラーニングで気になっているもの

上で試したオンライン講座っぽいやつで失敗したので、まだ試させてないですが、

ICT教材eboard

気になっています。

あと、経産省の下のサイトでたくさん出ていて、選びきれないくらい。

学びを止めない未来の教室

ここから試して見るのはありだと思いますね。

 

読み物

児童向け文庫、学習マンガが200冊、無料開放されています!

こちらもありがとうございます! 

とくに上の子が嬉々として読んでます。

 

図画・工作的なもの

お絵かきをやっています。

ふだんの長期休暇なら、親は介入しないでわりとほったらかしなのですが(旅行のような大移動イベントのときだけコミットする)、今回は、子どもの学校ロスが深い気がしたので、わたしが参加しています。

コミュニケーションの切断で傷ついているなら、新しいコミュニケーションを生み出そうと。

具体的には、子どもたちみんなが楽しんでいるアニメの話題にわたしが参加できるようになり、わたしの推しキャラも決めて(こういうの初めてです)、トレペを利用して下絵をつくるかたちで、絵を描いてもらってます。

上の子が絵を描くと、下も何かで付き合うので、なかなか楽しい時間の過ごし方になっています。

 

リアルな場をこれまで以上に大事にしたい

ここでいっきにいろいろオンライン化進むかな、そして目も肥えるかなって思ってます。

だから、リアルなコミュニケーション、オンラインであってもリアルなやりとりを、逆に大事にしていきたいなって思いますね。

オンラインの学習では人は、とくに子どもは、学びきれない、というのは、もうとっくに実証されています。

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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