パズルや迷路っぽいものがとても好きな子と、それほどでもない子がいると思います。
ここでは、パズル好きな子も、物語のほうが好きな子も、どちらのタイプの子どももハマった!という意味では子ども全般におすすめのパズル系おもちゃと迷路絵本をお届けします。
大人も好きな人はずいぶん楽しめるみたいですよ。
まずはパズル系おもちゃから。
迷路パズル・立体迷路がおすすめの理由
球体のなかの立体迷路を銀の小さな球を落とさず転がしていくこのタイプ、立体パズル、迷路ボール、立体迷路、いろんな呼び方があるようです。
パズルって、子どもは好きなのですけど、そもそも、かなり面倒なおもちゃですよね。
油断するとすぐにピースがなくなってしまう。
積み木やレゴやLaQが部屋中にちらばるように、パズルのピースはなくなるものだと思っています。
だからこそ、このタイプはとってもおすすめできるんですね。
なぜなら……ボールに閉じ込められているので、散らばらないのですから!
お片付けが簡単なパズル系、最強!
まずは簡単なものから紹介します。
(1)迷路パズル「アディクトボール」を6歳で
小1になってすぐ、パズルや迷路やナンプレが好きな子が、下の立体迷路パズルにはまりました。
こういう知育玩具と呼ばれるような類は、子どもがあまり喜ばない印象があり、これは、たまたまお下がりをいただきました。
でもあまり触っているところを見ない印象で、きっとつまんないから遊んでないのだな、と思い込んでいたところ、面白いから集中して取り組み、何度も攻略して、もう簡単だからたまに触る……というものになってしまっていたことにわたしが気づいたのは、プラスチックでできたボール部分をきょうだいが踏み抜き、大騒ぎになったときでした。
こわれたことで、6歳の、パズルや迷路やナンプレが好きな子が、泣いて訴えたんです。
アディクトボールは、早生まれの小1の子が、6歳のうちに攻略しつくせるくらいの難易度です。
好きなお子さんなら、就学前でもいけると思いますよ。
立体迷路の定番「パープレクサス」
不憫に思い、同じものを探してあげるからと言うと、同じものよりは、もっと難しいものがほしいと言い始めました。
でも、商品名がわからない状態でいただいていたので、どう検索していいかわかりませんでした。
それで調べるうちに出会った元祖が、「パープレクサス」のシリーズです。
パープレクサスのコンセプトは、1970年代終わり頃、当時高校のデザインの先生であったマイケル・マクギニス氏が美術の授業のプログラムの一つとして考え出されました。
90年代に入って商品化され、世界中で大ヒット!
子どもと相談して買ったのは、シリーズのうちの「エピック」です。
(2)8歳からの「パープレクサス エピック」
「大人の方にとってもやりごたえ十分です。オリジナルを攻略し、まだ物足りない方は是非挑戦してみて下さい。」と説明があるエピック。
嫌になって投げ出さないかな?と心配していたのですけど、難しい!と言いながら楽しそうにやっています。
送料込みで一番安かったのが、Amazonでした。
手に入れて1ヶ月以上たって、まだすべて攻略できてはいないようなので、長く遊べる難しさのようですよ。
難易度の説明が適切に思えたので、お子さんの年齢によっては、より簡単なパープレクサスでも良いと思います。
(3)6歳からの「パープレクサス オリジナル」
こちらと上のエピックを買うのに迷ったのですが、6歳前後で、パープレクサスを初めて買うなら、オリジナルから試すといいかもしれないです。
お子さんをお持ちのかたはご存知かと思いますが、例えば公園の遊具に対象年齢のシールが貼ってあるとして、それは必ずしも「正解」ではないですよね。
年齢はあくまで目安ですので、これを読んでるあなたが一番よく知っている、あなたのお子さんが喜びそうな難易度のものを選んであげてください。
(4)4歳からのパープレクサス ルーキー
もっと小さいお子さんはここから?
「ルーキーはパープレクサスシリーズの中で最も簡単なタイプです。小さなお子様からお楽しみいただけます」と説明がありますよ!
対象年齢は4歳から。
デジタルゲームを与えるより、やはりアナログゲームから。
ギミックに気が散らないぶん、集中できるのだそうです。
立体迷路は球を傾けて、いろんな角度からのぞいて、転がる球が落ちないよう工夫して手も使う……そういうの大事ですよね!
迷路絵本おすすめ
いろんな迷路がありますが、香川元太郎さんのものは、とても面白いようです。
ここで紹介するのは、
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です。
うちの子は、電車の人ではないのですが、例えば下のような迷路がなかなか難しいのが、とても面白いのだそうですよ。
とくに乗り物への嗜好のないうちの子でも好むので、乗り物好きのお子さんだったら、さらにすごく好きなのでは!?と思います。
迷路絵本に隠し絵も
迷路はまだ難しい4歳児が、この迷路絵本にある「かくしえ」を探すのが大好きです。
上の見開き、左のほうに「かくしえ」という見出しがあるでしょう?
幼児の頃はかくしえ探しで遊ばせて、迷路で遊べるようになったら小学生でも楽しめるということで、長く親しめる、よいシリーズだと思います。
うちにも気づけば何冊も……^^
子どもの認識の物語型/図鑑型
子どもの認識にも物語型/図鑑型のタイプがあるのは、以下の記事でも少し触れています。
お子さんの認識のタイプが、物語よりこちらが優勢でしたら。
親のタイプと異なることもあるかと思いますが、ぜひお子さんのタイプにあったもので、たっぷり遊ばせてあげてくださいね!