
こんにちは~、毎日子どもたちのお弁当を作っています。
うちは基本的に ゆるベジなのですが、
本日は、娘から、肉を食わせろ!というリクエストがあって、
お弁当にソーセージを入れました。
わたしが食品添加物をできるだけ避けたいのもあって、
うちでは、肉の加工品は、ほとんど使いません。
でも使うこともあるので、選ぶときに頭にあることを書いていきます。
肉加工品の裏側ラベルを見てみると
市販のハムとかソーセージの裏面を、めくってみたらわかるのですが、
かなり食品添加物、たっぷりです。
大抵は、豚肉、食塩だけじゃなくて、
糖分(砂糖だけじゃなくてブドウ糖果糖液糖、水あめとかもね)、
なんかのタンパク、
亜硝酸Na、硝酸カリウムとかの発色剤、
着色料、
リン酸塩(Na)など結着補強剤、
乳化剤、
アミノ酸等(化学調味料)
とか、なんですかこれは?
まぁいろいろいろいろ、入ってます。
で、そういうのをお弁当の定番にするのはどうかと。
入ってるのは、「豚肉、食塩、香辛料、砂糖」くらいだといいですね。
わたしは本当は、おかずには砂糖も避けたいのですが、
砂糖を避けるととても高価になるので、
ま、子どもたちも発達してきたし、いいかと。
最近は、魚の練り物の砂糖も含め、毎日でないのだしと許容してます。
「無添加」「無塩せき」ってどういう意味?
食品添加物を気にする人が増えて、
肉加工品のパッケージには、
「無添加」「無塩せき」って書かれたものが増えてます。
でも「無塩せき」だから「無添加」=添加物が少ないとも言えないみたいです。
それは製造工程と法律に秘密があります。
そもそも「無添加」「無塩せき」ってなんでしょうか。
肉加工品の「無添加」の定義
ハムやソーセージの「無添加」の定義は、
食品衛生法などに書かれていません。
だから、ある意味、雰囲気です^^
ま、何かの物質を外して、無添加らしい見てくれにはなっているだろうと思います。
でも、だからと言って、添加物が入っていないことにはなりません。
肉加工品の「無塩せき」の定義
「無塩せき」については、簡単に言うと、
この場合ソーセージのパッケージで、
「無塩せき」という言葉を使うときには、
消費者が誤解しないようこのルールに基づいて使って、という
景品表示法の定義があるんですね。
それによると、無塩せきハムとは、
「使用する原料肉を発色剤を用いず塩づけしたもの」です。
だから、ハムやソーセージにありがちな、
保存料、調味料、着色料、増量剤、発色剤などのうち、
「発色剤」についてのみ、禁止されています。
すべてが含まれていないわけではないのですね~。
発色剤とは、この場合、「硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム」です。
よく見ますよね、これらって!
これらが、入っていないのが、「無塩せき」です。
肉の組織と反応して、ピンク色を出すから、発色剤となっていて、
でも着色料が別にあることを見ても分かる通り、
必ずしも色付けのために用いられるわけではないようです。
発色剤となる「硝酸カリウム」「亜硝酸ナトリウム」とは
硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウムの本来の役目となるのは、
1 風味を増すため。
2 こわーい食中毒細菌のボツリヌス菌を抑制するため。
だそうで
え、ボツリヌス菌を防ぐならいいじゃん。
と思うか、
でも、この発色剤そのものの毒性(発がん性)が気になるから嫌だ、
と思うか。
そこは、
「日本の基準値はとっても低いから、毎日食べても害がないと言われている」。
を、どう解釈するか、によると思います。
気にしない人もいれば、
気にしたい人もいる。
ちなみに私は「気にしたい人」です 😀 。
これだけならともかく。
あらゆるものが、複合的に入ってくる今、
この一つが基準値よりずいぶん低いからといって、
いろいろ組み合わさって、悪さしないとは誰にも言えないでしょう。
一つの研究では測れないくらい、私たちのからだは
とてもいじらしいくらい常にホメオスタシスを保ち、
でも、かなり危うく、一生懸命バランスを、保っていたりもします。
だから、今まさにからだを、神経を、作っている子どもたちには、
あまり注入したくないです! はい。
とはいえ、ボツリヌス菌に強い物質を外す代わりに、
何か別のものを増やしてたりするかもしれないです。
だから、裏の表示を見ないと、表の「無塩せき」では
その加工品の誠実さ度合いは、本当にはわからないです。
とにかく、本当に添加物が少ないほうがいいなら、
パッケージの「無塩せき」を見るだけでなく、
裏側も見て確認するのが基本、ということで、
さらに長くなるので、続きます!
無添加のソーセージって?2
“ちょうどいい” 自然なくらしとお手当てアドバイザー
⭐︎ 望月 索 ⭐︎