第1回 妊娠の要は食生活
お久しぶりです。このたび3人目を妊娠し、戻ってまいりました。
「高齢出産編」と題しておりますが、わたしは初産が37歳、2人目が40歳ですので、正確を期すれば、これまでのお産話はすべて高齢出産編です。でもあえて「高齢」を強調したくなるのが、今回の44歳、3人目。いや~~ほんとにキッツいですわ。
昔の日本人は現代より高齢出産数が多かった(それこそ50代でも)というデータを見たことがあります。昔の人のほうがからだが頑丈だったんでしょうね。初産のとき、妊婦治療歴半世紀というマタニティ鍼の大先生に、「あなたのようにすぐ脈が弱くなる人は、あまり歩いてはいけない」と何度もたしなめられましたが、その当時は、それでも1時間くらいは平気で歩けてました(初産なので、つい、頑張っちゃって)。40歳の2人目のときも、ここまで疲れなかった。今回は、からだの劣化を心から自覚し、これまでで一番「歩かない」生活を心がける羽目になっています。
と、何かと消耗しやすい高齢3人目は規定路線ではなく、神様が産めとおっしゃるなら産もう、と考えていました。人口が増え続けるのが前提の発展モデルには賛同しませんが、今のアンバランスさは子どもたちに酷でしょう。次世代は増えるべき、でも産んだことのない人が産むのを待つより、すでに産んでいる人がもう一人多く産む方がたぶん手っ取り早い。自分がまだ妊娠できるなら、子どもたちの未来と社会への一番の貢献は、まずは一人多く頑張ることだと考えていました。ま、そういうふうに思えるちゃんとした大人になるまでわたしは37年かかったんですけど。お若い方は、もっと早くに始めてくださいね。そのほうが間違いなくいろいろ楽です。
……とはいえ、ほんとに授かるとは! 「さすがいろいろ気をつけてるからですねぇ」とお褒めもいただき、確かにいろいろ気をつけてはいますけど、わたしはふだんかなり過労気味です。妊娠する3か月前には、気づけば真っ黒のシミが背中に二カ所、腎臓のかたちで浮き出ていたくらいの働きすぎでしたし(プレマの仕事のせいではありません、念のため)、元々からだは強くないのに、睡眠削って働きつつ、2人の子どもの世話と家事、自分に手をかける余裕はほぼありませんでした。それでも続けてたのは、子どもたちのごはんもつくる関係上、食生活への気遣いだけ。「ほんものの食材・調味料によるほどほどの菜食」(わたしは一時ビーガンでしたが不便なので緩めました)で、44歳で妊娠できるくらいの生命力を温存できたという一例です。食生活はすべての基本であることを、改めて思い知らされました。
もう一つ、今回の妊娠でわかったことがあります。高齢妊婦になると、多くの一人っ子のお母さん、しかも40すぎた方たちから、「2人目ができない」話を打ち明けられました。中には、大金と時間をかけて不妊治療中の人もいて、「2人目をつくらない」ご家庭は、親が大人になりきれていないか1人目のお産を楽しめなかったケースが多そうだなぁとぼんやり感じていたわたしは、自分の傲慢さを深く反省しました。
自分の実感としては、自分が高齢でも妊娠できたのは、上記のように、食生活が要と思えてなりません。でも、すでに妊娠の限界年齢に近い方に、時間のかかる体質改善は現実的ではありません。そこで改めて、孕めるほどの体力は何でついた気がするか、考えました。結論は、「自然栽培米の発芽玄米」です。自然栽培米を自宅で発芽させ、「玄米飯炊釜」で炊いていただきます。さすが生命力のかたまり、エネルギーがみなぎる感じがして、高齢のわたしなどは、動物性はいらないです。ただ、とても“強い”ので、食べられるかどうか、自分のからだとご相談くださいね。
さらに簡単なところでは、レッグウォーマー着用と靴下の重ね履きによる冷えとりと、スマホを身につけないことをお勧めしています。もう少しつっこめる人には、アルファジーニアスやアポロシンムーンによる、スマホとPCの電磁波対策、白砂糖断ちをお勧めします。
でもお若い方は、とにかく早めに産活始めるのが一番! 遅くとも、33歳には避妊を解いてください。妊娠・出産は、自分の人生への最良の投資ですよ。
*こちらは連載のバックナンバーです。リンクをまとめて、
「高齢出産編」のコーナーに掲載します。
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ううん、やはり紙幅に合わせて割愛しているところがありますね。
せっかくなので、スピンオフ的に、情報加えて行ったりもしようと思います。
どういう風に足していくと見やすいのか、整理していきますので、
よろしくお願いいたします。
“ちょうどいい” 自然なくらしと手当てアドバイザー
⭐︎ 望月 索 ⭐︎