おむつなし育児, 乳幼児

寝返り前のおむつなし育児

寝返り前のおむつなし育児

昔の写真を探していると、出てきました!
新生児を過ぎて、でもガンガン寝返りする前の
おむつなし育児写真。

今回は、寝返りしまくる前の赤ちゃんだと楽にできる、
おむつなし育児のやり方について書いてみます。

文字通りおむつをしない育児

おむつなし育児はおむつを使うのですが、
まだ寝返りも大してしない頃は、
新生児に限らず、やりやすい方法があります。

はだかんぼ育児というジャンルがありますけど、
それに近いです。

写真を見て、わかりますか?
布おむつカバーを広げて、
その上に布おむつの一種、成型おむつをしいて、
赤ちゃんのお尻をのせています。

要するにおしり丸出しなんですよー。
その状態で、足の運動をさせています。

まだおしっこの量も少ないので、
おむつにこだわらず、タオルを敷いていることもありました。
タオルじゃなく輪おむつを敷いていることもあり。

布おむつの種類については、
おむつなし育児はおむつを使う」に書いたので
ご興味ある方はそちらを読んでいただければと思います。

さて、写真に戻ります。
この子は、おしり丸出しで、遊んでいるところです。

大きくなってくると
おっぱいを飲んだあと毎回寝るってわけでもないので、
おっぱいのあとすぐにおむつをつけず、
開いて遊ばせていたら、
その場で何度かおしっこすること、実際よくありました。

一度飲んだら、何分かおきに出たりする、
その排泄間隔をつかむためにも役に立ちますし、
これから合図を教えてあげる子なら、
それに合わせて、うーんとかしーとか、合図を教えてあげてもいいのです。

合図については、
 おむつなし育児の始め方♪ちょっと大きくなったお子さん向け」にもっと詳しく書いています。

授乳しながら眠ってしまう場合でも、
おむつを履かせないで眠らせることもできます。

面白いんですけど、寝てる間って、
赤ちゃんでも、滅多におしっこしないです。
するのは、妙なものを食べたか
完全母乳の子の場合は母親が、何を食べたかに左右されます)、
体調にちょっと異変があるとき。

通常は、赤ちゃんも、起きた瞬間に排泄するんですよ。
逆に、気持ち悪くて起きるとも言えるんですけど。

だから、その起きた時に、
おまる等に捧げてあげるのも、一つの方法ですね
(それが伝わると、おまるに捧げられるまで、
排泄するのを待つようになります。
よく言われるように「赤ちゃんは膀胱に溜められない」
なんてことはないです。ちゃんと待てますよ!)。

一緒に寝ている時に母が起き直るのも大変なので、
ねんねの子の場合は
そのままおむつを開いたままでさせてしまって、
下に敷いたおむつだけとっかえるのも全然ありです。

それくらいのゆるーい感じで、
おむつしないでほったらかせるのは
盛んに動き始める前の特権です。

おむつをはずして発達を促す

上に、「足の運動」と書きました。
この写真、足ブレてますよね。

赤ちゃん育ててる人はわかると思うのですが、
なんていうか、大人だとありえないくらい、
赤ちゃんは、激しい速度で、足を動かします。

すごくランダムな動きに見えるのですが、
あの動きには、発達に合わせた、規則性があるそうです。
無駄な動きじゃなくて、
今後、寝返りを打ち、座り、
歩行を獲得していくために、必要な筋肉を養っている。

寝返りする前の子は、あらゆる筋力がそこまで強くないわけで。
その強くない脚を、元気に精一杯動かしているので、
その脚を、おむつで鼠蹊部から締め付けるよりは、
おむつを開いて自由に動かさせてあげることで、
寝返りも早くできるようになるかもしれないし、
そもそも子どももキモチいいですよ〜〜、というような話ですね。

女の子は、おむつは下に敷くだけで問題ないですね。
男の子の場合は、
上にちょーと飛ばしたりもすると思いますけど
まぁそこはご愛嬌^^
気になる時は、おちんちんの上に
ちょいと布系のものでもかぶせてください。

でも本当に個人的な意見として、
詳細はここでは書きませんが、
特に男の子、
「おしっこを飛ばす経験」をたまにはさせてあげた方がいいと思います。

だから、下に大判のタオルでも敷いといて、
服濡れてもいいや、
なんなら全身はだかんぼで運動させといてもいいや、
というくらいの寛容さで、試していただければと思います。

おむつなしで冷えるのを防ぐには

冷えとりをしている方はご存じのように、
着衣は、下を厚く、上に行くほど薄く、が基本。
この、上は着ていて、下半身すーすーっていうのはね〜〜、
赤ちゃんとはいえ、冷えそうですよね。

子どもに配慮して、
下半身が隠れてる写真を選んだので見えませんけど 🙂 
うちの子は寒い時季の子なので、
長肌着の下に短肌着を着ていて、
短肌着の上から、腹巻きをしています。

レッグウォーマーも必ずしています。
靴下は履いている時と履いていない時があります。

下の写真は靴下履いてますね。
元気な脚の動きで靴下がずれないように、
レッグウォーマーで押さえています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

子どもの冷えとり♪内から外から」にも少し書きましたが、
足の裏も感覚器官。
いつも覆っているのもよくないかなぁと思い、
足の裏については、
子どもの動きなどいろいろ見ながら、
開放したり、温めたり、しています。

それは、ある程度大きくなった、今でも同じです。
足の冷えを確認しつつ、温めつつ、開放しつつ。

足の裏の温め方

赤ちゃんや子どもの足の裏を温めるときは
……大人もですが……
かかとを覆うように、握ってあげてください。

これを読んでるあなたも、
他の方に握ってもらえばわかると思います。

人に足先の方を握られるより、かかとを握られる方が、
安心するし、温まるんです^^

とにかく、おむつなし育児にも、腹巻、レッグウォーマーは基本。
できれば化繊が入ってないものが理想ですが、
子ども向けでは難しいですねー。

子ども向けのオーガニックコットン100パーセントの
レッグウォーマーとかありますけど、
脚の動きが元気だと、すっぽ抜けるんです。どうしても。

結論として、うちでは、
子どもの冷えとり♪内から外から」に書いたように
大人用のシルク100パーセント足首ウォーマーを
子ども用の靴下を切ったもの、あるいは
子ども用の化繊入りレッグウォーマーで押さえる、ことが多いですね。

あるいは、上のリンクでも触れた、
子ども用の冷えとり靴下を、
化繊入りのレッグウォーマーで押さえます。
肌に触れるところはシルク100パーセント。

下の冷えとり靴下ですね。
小3から2歳児までの子どもたちが、ショートから超ロングまでを取り混ぜて、愛用してます。

 

もちろん化繊のままで使っちゃうこともありますよ^^
100パーセントは求めない、ゆるーい感じが
いずれにせよ、長続きの秘訣です〜〜

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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