アプリと連動させると絵が飛び出したり喋ったり、最近の塗り絵は進化してますよね。
そういうスマホの時代の驚きはまたの機会として、今回とりあげるのは、手でできる作業が進化した塗り絵です。
「大人の塗り絵」で有名な出版社から、これまた大人のものだと思いますが、子どもも喜ぶ可愛い塗り絵が出ていました。
なにこれ! きらきらシートでデコれるんですね!?
見てびっくりしました。
ぬりえ美術館発、デコぬりえ
調べてみたら、デコぬりえ(R)なんてものができてるんですね。
荒川区町屋にあるぬりえ美術館で、誰もが一度は見たことがある「きいちのぬりえ」を大人が楽しむ教室、「大人のぬりえサロン」が開かれています。
その講師さんがサロンでの経験から進化させて、デコぬりえ(R)を考案したそうです。
すごい! きいちのぬりえがデコられてる!
http://www.nurie.jp/otona/
(これ子ども向けにやってくれても人気ありそうなのに・・・)
登録商標ついてますから、「デコぬりえ(R)」をあちこちで使うわけにはいかないと思いますので、今回うちの子が楽しんでいるこの本は、「塗ってデコってきらきら塗り絵」なのかもしれないです。
(私も付き合いのある出版社ですが、関連を聞き取りしたわけではありません、念のため)
本になってるデコれる塗り絵
で、何でデコっているかというと、冒頭の写真の左側に写っている、きらきらシートとシールです。
小さく再掲します。
絵の中にグレーの部分があって、そこの上にシートを押し当ててこすると、シートの箔が移る。
左のお花の花弁と、右の妖精の冠などを、すでに子どもたちが箔押ししています。
下のページでは、蝶々に金の箔押しをした上から、羽の模様として、銀の丸いシールを貼っています。
もちろん大人向けの絵柄の普通のぬりえもあるのですけど、このきらきら感と、銀丸のシールが、まず楽しいみたいですね。
与えておいたら、9歳と6歳(年長)が、勝手に楽しんでやっています。
デコってきらきら塗り絵「美しいお花たち」編
これ海外版の本とコプロしているもののようです。
洋物をそのまま日本版にしているので(版下をデータで受け取ってるのかな?)、大人の目には、カバーを外すとさらに可愛いです。
右側が原書のデザインとなります。かっわいいですよねー!
Foil Artっていうんですね。フォイルアート……
そのまんまですな(笑)
このお花版、原書で欲しい! とか言ったら日本版出版社の人に申し訳ないですが。
中身はこんな感じ。
子どもが塗るにはキャラものの方が楽しいかもしれないけど、それこそ大人が一緒に縫ってあげれば、年中、年長くらいになれば、これくらい塗る面積が広ければ、OKと思います。
デコってきらきら塗り絵「かわいい妖精」編
藤城清治さんを思い出す、影絵になった妖精さん。
(上にぬりえ美術館の名をあげましたが、個人的には影絵の森美術館
http://www.kageenomori.jp/
に行きたいです……)
右が原書です。
これに関しては、個人的には、日本版のカバーの方が好きかな。
中身は下のような感じです。
ちょっと上級編ですね。就学後くらいの方が無難かもしれないです。
プリキュアとかプリパラとかずっとキャラものだと大人はなかなか付き合いきれないので、子どもと一緒に、やや上質な絵柄を、楽しんでみるのもいいですよね!
【参考文献】
☆ 望月 索 ☆
自分に“ちょうどいい”から気持ちいい。
らくなちゅらるライフプランナー