自然な手当て

喉の腫れ、扁桃腺炎の手当て

乾燥するこれからの季節、喉のトラブルに悩むことは多いです。
今回は、扁桃腺炎について書きたいと思います。

扁桃腺炎と咽喉の手術

みなさんご存知のミッフィーちゃんの絵本、
『うさこちゃんのにゅういん』では
うさこちゃんが喉の手術をします。

miffy

この後うさこちゃんは、おかあさんに病院に連れて行かれ
「いたいところ」をとるために、入院することになります。

昔は今よりも扁桃腺の手術って多かったから、
それかな、って思います。

扁桃腺炎(扁桃炎とも言います)とは何かというと、

扁桃には免疫細胞が多く、鼻や口から気管や肺へ侵入する病原体やウイルス、細菌に対しての防御機能を果たす。一方で、表面に腺窩が多いため細菌の巣になりやすく、感染源となってしまうこともある。扁桃が病原体に感染し、炎症が起きた状態が扁桃炎(急性扁桃炎)である。扁桃を腫らし始めるのは2-3歳ごろからで、6-9歳でピークを迎える。扁桃は口の奥にあり、ここが炎症を起こすと赤くなり、白い膿栓が付くこともある。

wikipediaより

咽喉が痛んで、腫れて、結構な高熱を出しますよねー。

今より昔の方が簡単に切ったので、
小学生の頃、それでクラスメートが入院した記憶もあります。

うさこちゃんは一晩入院したんですけど、
「ちくっとしただけ」だったし、
「かんごふにんぎょう」のプレゼントももらえて
「あたし にゅういんするの 
ほんとは きらいじゃ ないんだわ」って言ってます。

この絵本、西洋医学的に、たいへん教育的  😕 です!

慢性扁桃炎になり、年に何度も高熱を出すことも

私も若い頃から何度も、扁桃腺を腫らし高熱を出してきました。

腫れたらすぐ耳鼻科に行ってお薬、その繰り返し。

咽喉に何かかさぶたのようなものができて、
定期的に剥がれてくるような
(それがまた臭い! 上記のWikipediaで言うところの
膿栓でしょうか?)
慢性化したトラブルを咽喉に抱えてました。

習慣性扁桃腺炎、などと呼ばれるものだったと思います。
年に何度も倒れるわりには、そう診断されたことはないのですけど。

今よりよっぽど空気のいいところにいたのに
若かったのに、
薬で抑えたせいでかえって慢性化してたんだな~とか
食生活の負担が大きかったんだな~とか
かつての自分についてはいろいろ思うところありますね。

今ではすっかりそういうことはなくなりました。

まぁそんなこんなで、「喉を腫らす→高熱出す」の
パターンは、人一倍経験してきています。

あ、インフルエンザもむちゃくちゃ経験してます。
一冬に2回とか3回かかるの標準でした。

この話はまたの機会に。

扁桃腺炎の高熱を自然治癒してみたら・・・

子どもの頃の私は、近所に住む親戚が
主治医だったこともあり、
何か症状が出たらすぐに医者に連れて行かれ、
薬を飲んでいました。

自然治癒とはかなり遠い育ちをしたのでは、と思います。

初めて意識して自然治癒を頑張ったのが、
長女が0歳時、またもや私が扁桃腺を腫らした時です。
37歳か!

当時はまだ白砂糖製品もバリバリ食べてた。
お手当ての効きも悪い体で、知識も足りなかった。

でもおっぱいあげてる以上、薬を飲みたくなくて、
39度以上、ともすれば40度近くの高熱を
ただただ出しっぱなしにしました。

今だったら緩和のためにできることが
もっとあるんですけど。

溜まりに溜まっていた何かが出ていたのは間違いありません。
乳児の育児中ですから、自分のペースで休めないのもあったかも。
1週間くらいして、ようやく下がりました。

その間、さぞかし乳もまずかったでしょう。
あるいは乳からも何か出てたかもしれません。
ごめんね、そしてありがとう、長女。

扁桃腺炎で1週間発熱し、下がったときの爽快感が、
その後の私のお手当て感の基本になっています。

身体中がものすごく軽くなって、
ほぐれた~~って感じ。
自分がリセットされたのが、実感としてわかりました。

出す必要があるから熱は出る。
自然治癒だといろいろ治る。

当時はデトックスという言葉も知りませんでしたけど、
以降、喉が腫れても薬を飲まなくなりました。

すると、不思議と、喉を腫らさなくなるんですねー。
あれほどしょっちゅう腫らしていたのに、
喉からかさぶたになった膿(?)が出ていたのに、
扁桃腺の腫れに悩むことはほとんどなくなりました。

扁桃腺炎の手当て

でも今でも、市販のお菓子を食べたり
適当な外食をしたり、
疲れが溜まっているときに子どもの風邪を移されて
喉がやばいな~と思う時はあります。

そういう時に何をするか、簡易な手当てを紹介します。

1 コパイバを1、2滴垂らす

コパイバは、アマゾンのインディオが
へその緒を切った後を消毒するのに使った、というくらい
殺菌作用が強いです。

本当に強いです。いろんなものをこれで治しています。
子どもの怪我にも強い味方ですねー。

 

扁桃腺炎を手当てしたい時は、
コパイバをお湯等に垂らし、
うがいをしてもいいでしょう。
でも、うがい水より、わたしは、
原液を口に垂らしてしまいます。

まずは、1日に1滴とか2滴とか少量にしてください。
わたしは朝晩とっちゃうこともありますが・・・

味は、にがーいです。
でも、ジワ〜〜と喉にしみてくので、ああ、効いてる!と実感します。

腫れ始めの早い段階で、これをすると、
まぁ、それで治ってしまいますね。

プラス、食事にきちんと気をつけると(甘いものを取らないとか^^)
コパイバもそんなに要りませんわねぇ。
(まぁとはいえ喉が腫れるような時は何かが乱れているので
1日、2日はとる羽目になることが多いです)

2 節レンコンをとる

私は面倒なので、本物のレンコンでお手当てせず、
コーレンですませちゃいます。

 

喉の腫れをまったりパックされる感じ。楽になりますよ。
扁桃腺炎まで行かなくても、のどの炎症が多い人、
咳に悩む人は、持っておいた方がいいです。

こういうの主体で治したければ、
白砂糖とか、果物とか乳製品も、できるだけ控えてくださいね。

3 布マスクをする

で、保湿も大切、ということで邪魔にならない範囲でマスクをしましょう。
ある程度ケミカルフリーな生活をしていると
香料や接着剤の臭いが臭くて我慢できなくなります。

だから、市販のマスクは不愉快なほど臭い。

布マスクを使うといいですよ。
肌ストレスも少ないので、長時間つけるのに、ちょうどいいマスクです。

私は竹布のものを使っています。
つわりの時もお世話になりましたねぇ。

 

4 テルミーをかける

イトオテルミーの達人は、
喉の腫れをテルミーでつぶすこともできます。
でも私はそこまでの技はないし、
時間もかけられないことが多いですねー。

それでも、テルミーで流すと違いますよ。
テルミー持ってる人は、
喉の痛いあたり、耳下腺とか意識して、点擦したり
普通に流したりしてみてください。

プラスして、冷えをとったり食事に気をつけたりは
普通にしてくださいね。

もっと深刻な時は、ちょっと表に書けないなぁ、
という手段に出ることも多いです。
興味のある方、お悩みの方は、CONTACTからお問い合わせください。

【引用】

 

 望月 索 ☆ 
一般社団法人 日本マクロヘルス協会 理事
らくなちゅらるライフプランナー

 

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター、一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。3人の子を育てる高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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