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低線量被曝が気になる親の保養先の選び方

低線量被曝が気になる親の保養先の選び方
3.11以降、子どもの低線量被曝が気になる親御さんは
当然いらっしゃると思っています。

先日の「お手当てお茶会」で、保養に関するご質問をいただきました。

長期休暇・・・次は冬とか春ですね・・・の保養を考える場合は、
ぼちぼち考え始めないときついですよね。

 
夫婦の足並みも揃わないと、動きづらいかもしれないですし。
 
ですので、今回は、保養先を選ぶときのポイントをお伝えします。
保養先を選ぶのに使えるリンクは、
長期休暇の保養のススメ」に貼ってありますので、そちらをご参照ください。
 

低線量被曝とは何か

低線量被曝について簡単に紹介します。
 

実効線量で概ね100〜200mSv以下の低線量の放射線被曝による生物影響に関する問題を言う。日本においては第五福竜丸事件を契機に、1950年代から原水爆実験の死の灰による低線量被曝が大きな社会問題となった。

 − Wikipediaより

 

上記の定義でわかるように、
低線量被曝問題そのものは、3.11の前からずっと存在していました。

でも例えば、私のように、ちゃんと考えてこなかった人もいるということ。

チェルノブイリの後には忌野清志郎が
アルバムを発禁にされながら、
原子力発電所の危険を歌ってくれたし

良い本もたくさん出てたんですけどね。
いざ子どもを持つまで、私は、自分の問題として

考えたことがありませんでした。
 


放射線障害は、被曝線量で線引きができない

親として簡単に把握するなら

・大人より子どもの方が、低線量被曝による影響を受けやすい
・「このくらい低線量なら安全である」と言い切れる数字がない

ということ。

子どもの方が影響を受け、
「安全な被曝量」と言える目安がないなら、
子どもが口にするものに配慮するように、
子どもが住む環境にも配慮した方が無難だと、私は判断しました。

わたしの次女は、3.11の大地震&事故の時、生後2ヶ月でした。
当時、小さな子どもや赤ちゃんがいて、
放射能について気にする母親は、
情報集めに必死だったと思います。

事故の影響をあまり受けていない地方に移住したご家庭も多く、
今でも、準備のできたご家庭が、
移住していく流れは続いています。

わが家は、様々な理由から「移住」の選択をしていないので
定期的に、積極的に、
放射性物質をデトックスする必要があると
私は考えています。

それが、「保養」です。

長期休暇の保養のススメ」に書いたように
具体的には3週間くらい、
放射性物質をデトックスできる
低線量の(できれば空気もいい^^)環境で過ごすわけですね。

低線量被曝に対する姿勢が夫婦で違う場合

いろんなケースがあります。

両親ともに心配な場合は、移住に至るかも。
母親だけ心配な場合、父親だけ心配な場合は、
夫婦の関係が悪化することも多々あります。

親戚が絡んでくる場合にも、
深刻な悩みが発生する可能性があります。

もし悩まれている方がこれを読んだら、
contact からご連絡くだされば、
いろんなケースを見聞きしているので、
お話も伺えますし、良いご縁を
差し上げられるかもしれないです。

夫婦で温度が違う場合は、「保養」が最後の命綱になっているケースもあります。

うちの相方は、確率的に閾値がないことは、私より理解しています。

被曝による放射線障害は、被曝線量に応じて確定的影響(deterministic effects)と確率的影響(stochastic effects)の二つに分類される。確定的影響については閾値(threshold)と呼ばれる線量が存在しその閾値以下の被曝では確定的影響は発生しない。一方で、確定的影響の閾値以下の被曝でも、確率的影響(具体的には主にガン)が発生する可能性(確率)は残る。

(Wikipediaより)

 

夜中にポテチを食っている、
若い頃の私のように超ジャンクなうちの相方の論点は、
放射能の将来的な害は、結局誰にもわからないから
そこはツッコまないとして、
小さな子どもが、自然の多い場所で
休みを過ごすのは悪くないでしょ。です。

夫婦で意見が違うご家庭の場合は、
「子どもに楽しいバカンスを!」的な路線で話してみてください。
ホリディキャンプみたいなものだよ、と。

実際、普通の家族旅行より、はるかに安く上がりますしね。
(多くの方の善意や寄付に支えられているので、旅行の代替として利用するのは失礼だと思いますけども。それでも来ないより来て欲しい、と判断なさるくらい、保養の企画は、主催者及び周囲の方たちの善意で支えられています)

低線量被曝を心配する人に対するバッシングも

3.11直後は、「保養」ではなく
「プチ疎開」と言われていた時期もあります。

私自身、プチ疎開にまつわる原稿を、とある育児雑誌に書きました。

当時でもとてもセンシティブな話題で、
編集部の方から、移住やプチ疎開を扱うとクレームが来る……というようなことを、伝え聞きました。

今でも、いや今では、もっと難しいものがあるかもしれません。

「放射脳」という言い方は、
放射能の害を気にする人に対する揶揄として定着しています。

当て字としてはよくできてますよね……。

気にしすぎるのはかえって不健康なのでバランスをとる必要はあると思います。
そこに住んでる以上は楽しく住まないと。

でも、「放射能なんて気にしないと断言する」のも、バランスが悪いのではと思いますね。
雨が降ったら傘はさすでしょ?
降ってしまった放射性物質に対して、傘をささない!と言い切るのは、それはそれで何かこだわりが?と。

現実を見るのが怖い人は、
お子さんにお手当てしてさしあげてください。

親の手当てに子どもは答えます。

子どもたちの健康と、
お手当てで救われたい親のためにも作ったので、
『子どもを守る自然な手当て』読んでくださいね。

親の安心が子どもを守っているケースについて
私も心を込めて、原稿を書いています。

低線量被曝とホルミシス効果

また、低線量被曝によって、生体が活性化されるという説もあります。

放射線ホルミシス(ほうしゃせんホルミシス、英: radiation hormesis)とは、大きな量(高線量)では有害な電離放射線が小さな量(低線量)では生物活性を刺激したり、あるいは以後の高線量照射に対しての抵抗性をもたらす適応応答を起こす仮説である。
(中略)
何らかの有害性を持つ要因について、有害となる量に達しない量を用いることで有益な刺激がもたらされる。

− Wikipediaより

放射能の場合でしたら、「中国では『自然放射線の非常に高い地区に住んでいる住民の肺癌の発生率が低い』」ですとか。

恐怖の強い方は、そういうものも併せて検討してください。

 保養先を選ぶときのポイント

最後に、保養先を選ぶときに、
気にしてみたら良いと思うポイントについて書きたいと思います。

子どもの遊び相手に困らない集団生活が前提になっていることが多いです。
個室であるとは限りません。
キッチンもそれぞれ。
小規模な宿泊施設を作ってくださってることもありますが、子どもの遊び相手がいないとかえって困ることもあります。(孤立すると、母の負担が大きすぎる)
 
いろんなケースがあるので、選ぶときの検討点を、ざっと挙げてみます。
 
・部屋(集団生活のことが多いですが、シェアするにしてもいろんな形があります)
・子どもの遊び相手がいるかどうか(個室や何かの施設の一部を特別に借りる場合、子どもが飽きて親が困ることがあります)
・トイレの数、様式(ここが気に入らないと悲惨かも)
・台所の状態(台所をシェアして自分で調理するのか、スタッフに作っていただくのか、集団で作るのか。作っていただく場合はどんな内容か、食材や調味料に支援をいただけるのか、どのようなものが準備されているのか、など)
・洗濯機の数、洗濯洗剤の有無や種類
・現地の交通状態(車がないと動けない場所である場合、スタッフの買い物支援があるか、など)
・アクティビティ(子どもを遊ばせる企画がある場合は、頻度や対象年齢など)
 ・母親の労働具合(場所によっては、母親が自分の子どもばかりでなく、集団の世話をする必要があることもあります)
 
 
「保養」とは何かについての説明と、
保養先を選ぶときのポイントについて書きました。
 
何かの参考にしていただければ幸いです。

 

 【参考文献】
本文に入っているもの以外に以下もあげておきます。
ホルミシス効果についても書いてあります。
 

 

 

“ちょうどいい”自然なくらしとお手当てアドバイザー
 望月 索 ☆ 

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本やムックの編集者、時々ライター。37歳、40歳、44歳で3人の子を出産した高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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