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子どもと楽しむ二十四節気:立夏・小満、夏のはじめに夏野菜を冷えずに食べる方法

子どもと楽しむ二十四節気:立夏・小満、夏のはじめに夏野菜を冷えずに食べる方法

季節感を昔ながらの暦から味わってみようと、今年は「節気」に注目しています。

5月5日頃から5月20日頃までの時期は、二十四節気の7番目、「立夏」にあたります。
5月21日頃から6月5日頃までの時期は、二十四節気の8番目、「小満」にあたります。

今回は、この2つをまとめてみました。

立夏ってなに?

二十四節気は太陽暦の1年を24等分したものです。詳しくは立春の項を参照。

立夏は、前述のように二十四節気の7番目、5月5日頃から5月20日頃までの時期です。

一月、二月、といった月を二十四節気から見ると、それぞれの月は、「節気(節)」(二十四節気の奇数番目)と「中気(中)」(偶数番目)から成り立っています。

旧暦の四月の節(奇数番目)に当たるのが、立夏なんですね。

立夏の意味

日本気象協会の「季節のことば」によると、立夏の定義は「夏の生まれるころ」。

18日間の春の土用をすぎ(春の土用については「晴明・穀雨・春の土用」をどうぞ)、節分を迎え、夏がやってきます。

節分って立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいうから、年に4回あるんですよね。

節分を過ぎ、立夏を迎えると、暦の上では夏です。

実際、新緑がキラキラしてくる季節です。まだそこまで蚊も出ていないし、公園遊びが楽しくなってくる頃!

立夏から始まる夏に気をつけたいこと

私は季節としての夏が本当に苦手です。
体力的には、大変憂鬱な季節です。

夏は、五行でいうと「心」の季節だそうです。
心=心臓という臓器ではなく、「中医学における“心”は、心臓と循環器全般の働きを意味する」と書物に書いてあります。

エネルギーの高まる季節なので、その担当はわかりやすいですよね。
何かとパクパク巡る季節ですものね。

五臓五腑から見ると、「心」は小腸と対応するそうです。

立夏からの夏は、「心」に配慮しつつ、腸活にも気をつけたい季節、ということで……。

最近、薬膳の先生に、「腸活の第一歩は、胃に未消化物を残さないことだ」と言われました。

胃でちゃんと受け止めないと、そもそも腸にちゃんと落ちてこない。

薬膳的観点では、腸だけを切り離して考えないそうです。

そうですね。言われてみると確かに、腸だけ切り取って考えるのは、西洋っぽいです。

夏はエネルギーも満ちてくるから、体力・気力的に満ち足りている人は、がっつりしたものを食べたりもしたいはず。

子どもを見ていても、立夏を過ぎた頃ならそこまで暑すぎないことにも後押しされ、食欲は増している感じです。

夏っぽいということで、噛むのをさぼりがちな麺類を増やしたり、冷たいもので済ませたりせず、やはり胃に優しい食べ方、よく噛むような基本から、夏を乗り切りたいですね。

立夏の頃からとりたい野菜

夏野菜の代表、トマトをあげておきます。

トマトは果物か野菜か、という論争はありますが、まあ、ここは夏「野菜」ということで。

トマトをちょっと陽性にする方法

陰性に分類されるトマトです。

陰性でなく寒性ということもありますね。どんな表現をとるにしても、一般論として、夏野菜はからだをの熱を冷まします。もっとざっくりいうと、からだを冷やすタイプの食品です。

まだ真夏っていうほど暑くはないし、特に体質が陰に寄った方は、熱やお塩を加えて、トマトを陽に寄せてあげてから食べるのがおすすめかと。

トマトのビタミンCや赤色の色素リコピンは、加熱しても壊れにくいみたい。

リコピンは抗酸化力も強いですから、紫外線で酸化しつつもどんどん還元ってことで、美味しくなっていくトマト、そろそろ常食していきたいですね。

巡りも良くなり、エネルギーが満ち、がっつり食べたい人でも、胃に未消化物は残したくないです。

となった時に、たんぱく質や脂肪の分解をスムーズにするトマトは、肉や魚と一緒に煮るにもいいですよ!

小満ってなに?

小満は、前述のように二十四節気の8番目、5月21日頃から6月5日頃までの時期です。

旧暦の四月の中(偶数番目)に当たりますね。

小満の意味

日本気象協会の「季節のことば」によると、小満の定義は「若葉の輝くころ」。

家の前の木が、どんどんもりもり葉が茂ってくるので、大変納得します。

立夏以降、暑すぎなければ、気持ちのいい日が続きますよねぇ。

小満のころに気をつけたいこと

夏野菜や夏の果物を体が欲しがり始める時期に入ります。

立夏の項目にトマトを書きましたが、トマト以外にも、きゅうりやバナナ、たまにスイカ。食卓に上がる機会が増えます。

でもまだ真夏ではないですし、すっごく暑い日でなければ、冷やす夏野菜や夏の果物は、ちょっと「温める」方向に、寄せながら食べましょう。

トマトは上に書きましたので、キュウリから。

キュウリをちょっと陽性にする方法

やはり塩と一緒にとれたらいいし、塩をふってしぼったりしたら、塩と圧を加えることで、さらに陽に寄せることができます。

ぬか漬けもいいですね。キュウリのぬか漬けは、ぬかの香りが良くなるのですごいな!と思います。

ぬかのビタミンB1がキュウリに染み込んで、疲労回復にもいいそうですよ。

バナナをちょっと陽性にする方法

バナナも焼き菓子などを作る時に入れて加熱すると陽に寄るのですが、生のままで食べたい、と、うちの子だったら言いますね。

陽気の強い子どもはいいかな、と、思って、小満にもなると、バナナを間食や朝食にとか、許容することが多いです。

どうしても気になるときは、りんご(陰でも陽でもなく「間性」ですね)と一緒にとって、ちょっと量を減らしてみてもいいかも。

スイカをちょっと陽性にする方法

バナナと違って、昔ながらの、塩をふる、が使えますね。

スイカの甘味も際立つし、良いのではないでしょうか。

豆乳ヨーグルト生活もはじめます

うちの場合は、夏野菜や夏果物だけでなく、豆乳ヨーグルトも食べ始めます。

ご興味おありの方は、以下のリンクをご覧ください。

豆乳ヨーグルトでらくちん発酵生活(作り方あり)

【参考文献】

季節のことば」(日本気象協会 編)

 

 

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執筆者について

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本やムックの編集者、時々ライター。一般社団法人 日本マクロヘルス協会理事。37歳、40歳、44歳で3人の子を出産した高齢出産ワーキングマザー。編著に『子どもを守る自然な手当て』、企画・翻訳書に『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』『親子で楽しむ おむつなし育児』など。大人向けのノンフィクションや小説、実用書、児童文学、絵本など、多くの出版物を編集・製作中。趣味はマンガ読み。

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